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2023年7月

2023年7月30日 (日)

伝説の地こわしみずと斜面林にある松宮稲荷神社と関越道の蓋かけ

京都の地図を見ると、中央部に北側にちょこんと飛び出たところがあります。

清瀬市下宿と旭が丘で、関越自動車道とJR武蔵野線が交差する辺りです。

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↑ここには伝説の地こわしみずという石柱がありました。

ここには一年中水が湧き出る泉があり、働き者の百姓さんが飲むと甘いお酒の味がするということです。

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武蔵野線沿いの斜面となった林にあり、線路の北側には柳瀬川が流れていて、こうした斜面林がいくつもあります。

泉は昭和48年に武蔵野線が通るまで実在しており、住居標示も清戸下宿字清水でした。

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毎日ほろ酔い機嫌で帰るのを不思議に思った息子が泉の水を飲むとただの水でした。

親はきき酒、子は清水ということで「こわしみず」だというでした。

名前からホラーを想像していましたがギャグでした。

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↑少し南の斜面林には松宮稲荷神社があります。

高低差があるので、南の坂道の道路の途中から参道への石段があります。

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江戸時代初期の寛永年間(1624〜44))の創建と言われ、境内に松林が多かったことからこう呼ばれています。

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2023年7月23日 (日)

入間川沿いにある野田河川公園の湧水と江戸時代の石造物群

谷田の泉という入間市の湧水を見たのは春のことでしたが、夏にこそ湧水を見たいと思います。

入間市による観光パンフレットの7つのコースのうち「湧水をめぐる」には、野田河川公園の湧水も載っていました。

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「ハケの崖から滝のように流れ落ちる湧水です」という表記に惹かれ行ってみました。

最初はどこなのかと思ったのですが、確かに水音がします。

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↑少し大袈裟ですが滝といえば滝となって湧水が落ちていました。

マムシに注意と書かれており、この季節は草村には近付きづらいです。

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↑水はそのまま入間川に流れ込んでいるのでなく、すぐ近くの小さな池まででした。

野田河川公園はその名のとおり、野田にある入間川の河川敷の公園です。

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↑先程の斜面では周囲との高低差がわかりにくいですが、すぐ近くでは大掛かりな構築物となった階段があるので高さがわかります。

まずは、階段上に上がってみました。

住宅街となっているのですが、野田山王塚石造物群がありました。

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庚申塔や馬頭観音塔等の石造物が12基まとまって立っています。

庚申塔類は入間市内57基のうち7基あり、史跡として市の文化財指定されています。

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江戸時代の寛文年間から明和年間までのもので、寛文8年(1668)の紀年銘を刻む庚申塔は市内最古のものです。

一箇所でいろいろな庚申塔を比較できる場所としても貴重だということです。

再び、入間川の河川敷に降りてみました。

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2023年7月16日 (日)

実は城山公園だけでなく本当の城跡もある稲城市大丸城と円形をした都営住宅

半年ほど前に行った稲城市向陽台にある城山公園は、大丸城跡なのかと思いきや、なんちゃって城跡でした。

でも、本当に大丸城はあったということなので、そちらに行ってみました。

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↑奥に見える多摩川の是政橋の右岸側、南武線南多摩駅からさらに少し南になります。

↑道路に架かる城山橋から見て、左方が城山公園や稲城市立中央図書館、右方が大丸城のあったところです。

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↑山城らしく斜面を登っていかなくてはなりません。

木々が生い茂っているので暑さよりも、夏のこの時期は蚊やハチ、マムシなどに注意が必要です。

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稲城市だけでなく、多摩市、八王子市などで昭和の終わり頃、多摩ニュータウン開発のため大規模な造成工事が行われました。

ここのような風景の広がる地区だったのでしょうが、この周囲は中高層建築物や戸建て住宅が多数あります。

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↑やがて、標高100メートルほどのところに予想外の舗装された、ベンチのある狭い広場にでます。

しかし、大きな木々があり景色は見えませんし、隙間から見えるのは遠方ではなく目前のマンションです。

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↑ここから上は斜面の崩落予防のためかコンクリート打設されていますが、10メートルほど先の上には登ることも出来なくなっています。

大丸地区開発の造成工事時の際に発掘調査が行われ、里山の頂上に空堀に囲まれた本曲輪があり、その外側に二の曲輪、三の曲輪のある山城だったことがわかっています。

しかし、そのまま開発が進められたので今ではどこが何やらわかりません。

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2023年7月 9日 (日)

飯能の第二天覧山と中山氏、加治神社、中山家範館跡

飯能市の宮沢湖周辺はちょっと寂れた雰囲気でしたが、ムーミンバレーパークができてすっかり観光地として復活しました。

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その宮沢湖の西側をぐるっと反時計回りに、武蔵丘ゴルフコース沿いにある山道の遊歩道があります。

南側を東に向かっていくと分岐があり、南に加治神社や飯能駅方面に向かえます。

表示に従い左斜めに進みました。

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歩いていくと、踏切と電車の通る音が聞こえて、そんなに西武線近かったかな、この辺り踏切なんてあったかなと不思議です。

すると、標識の表示通りに進んだはずですが、第二天覧山の標識です。

でも山らしさ、頂上らしいところはありません。

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天覧山は有名ですが第二天覧山は存在自体知りませんでした。

検索して調べてみても由来がよくわかりません。

桜の名所とも書かれていますので、その桜つながりなのでしょうか。

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↑一旦北へ戻り、表示の方向ではない真っ直ぐ向かうと加治神社がありました。

中山家範の家臣が慶長元年(1596)聖天社として勧請したのが由来のようです。

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↑参道の右側の建物は中山城会館と書かれていますが閉鎖されていました。

中山氏とは、中世の武蔵七党の一つである丹党の出で、鎌倉時代の加治家季がここ中山の地に居住し中山を名乗ったといいます。

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2023年7月 2日 (日)

橋からの想像とは全く違った景観を見せる長池公園と多摩よこやまの道西端

四谷見附橋を移設した長池見附橋を前回見てきましたが、この橋は長池公園に架けられてています。

橋から見ると、下には姿池という人工的な池があり西洋式の公園が整備されています。

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ネオバロック様式の橋に似合うように造られたのでしょう。

実は長池公園の中ではここは特殊な部分であり、全体像はここから想像するものとは違っています。

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池と池の間にある築堤のような高いところから見ると、自然いっぱいの和風の公園のような景色になります。

とはいえ、木々が生い茂る風景は洋の東西を問わないはずですから、和風とはいえないのかもしれません。

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↑長池公園は農業用のため池であった、築池と奥にある長池を中心に、小川や湿地、雑木林が残された自然保全型公園です。

面積は20ヘクタールあり、姿池や長池見附橋のある区画は北方の一部分です。

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↑南に奥に進んでいくと長池があり、まさに自然いっぱいの風景です。

この池には長池伝説が語り継がれています。

武蔵国の城主小山田太郎高家に輿入れした浄瑠璃姫がいました。

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延元元年(1336)湊川の戦いで高家が討ち死にしたため、薬師如来像を背負い、侍女らと共に長池に身を投じたといいます。

その後、蓮生寺の住職が長池に光る薬師如来像を見つけ、薬師堂を建て供養したということです。

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