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2023年2月19日 (日)

実は二つのビルだった小田急百貨店新宿店のいよいよ始まった解体工事

最近は百貨店閉店のニュースをよく見かけますが、令和4年10月2日には新宿西口の小田急百貨店新宿店本館が閉店しました。

すぐにでも解体工事が始まるのかと思っていましたが、外観はそのままでした。

5年2月初めに見てみると、ついに開始されたようです。

Img_3478-500x375

北側のハルク横から見上げてみるとタワークレーンが2基設置されており、一部仮囲いの外壁パネルが付けられていました。

タワークレーンの上に人影が見えたような気がするので、改めて少しは高いかとデッキに上がり見てみました。

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やはり奥のクレーンの上に数人の人がいます。

一人はアームの上にいます。

さらによく見ると、手前のクレーンからのワイヤーが奥のクレーンのアームに取り付けられています。

Img_3480-375x500-2

おそらく片方を吊り上げるか吊り下げる作業をするのでしょう。

この小田急による新宿駅西口地区開発計画について調べていく中で、驚いたのは一棟と思い込んでいたこのビルが、実は二棟から成りたっていたということです。

Img_3482-500x375

まず、この開発計画はモザイク通りを含む新宿ミロードとともに1.6万平方メートルの敷地で計画されていることは知っていました。

ここに高さ260メートル、48階建の超高層ビルを建てる計画となっています。

高層部はハイグレードなオフィス機能、中低層部は新たな顧客体験を提供する商業機能が入ることとなっています。

Odakyu1

(↑↓とも、小田急電鉄プレスリリースより)

知らなかったのは、小田急百貨店新宿店本館という建物は、小田急電鉄所有の新宿駅西口本屋ビルと東京メトロ所有の新宿地下鉄ビルディングの二棟だったということです。

8階建のところが地下鉄、12階建のところが小田急に分かれています。

Odakyu2

↓2月中旬にまた通った時に外観で確認できないかと見てみましたが、仮囲いのパネルがさらに増えていてむしろわからなくなっています。

建物内で確認したかったですが入れませんし、1階からも仮囲いにより境目はわかりませんでした。

境界標や境界杭も仮囲いの内側のようです。

Img_3505-500x375

一棟構造と思い込んでいましたから気にしたことがなかったですが、店内に境目があったのでしょうか。

まさかマンションの廊下のように、明らかにエスパンションジョイントで繋がっていたとは思えません。

2月初めの写真の方がわかりそうなので、アップにしてみました。

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建物外観はよく見ると窓枠パネルの境目が少し幅広くなっているようです。

確かに地下にはメトロ食堂街がありましたが建物上まで地下鉄所有とは知りませんでした。

新しい建物に商業機能はあるというものの、これまでの百貨店形態で出店するかは未定だといいます。

Img_3483-500x375

↑新宿西口は大きく変貌していくようで、道路の西側の1年前に見た明治安田生命ビルは解体工事も終了して重機は無くなっていました。

このビル解体にあたり、人通りも多い地下道に近接しているから工事が大変だったとテレビで見ました。

小田急の方は地上も地下も人通りが半端なく多いですから大変でしょう。

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コメント

真ん中がAビル、南側がA'ビル、北側がCビル(地下鉄ビル)という構造で、もう見ることはできませんが、館内の通路にエキスパンションジョイントがありましたよ。

コメント有難うございました。
返答が遅くなって申し訳ありません。

エキスパンションジョイントあったんですか。
中を通ったことは何回もあったはずですが気づきませんでした。

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