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平日の西新宿に行きましたが、やはり人通りはかなり少ないです。
私も外出自粛したかったですが、仕事だったのでそうもいきませんでした。
↑パークハイアット東京が高層階にある新宿パークタワーの敷地内に神社があります。
その名も、銀世界稲荷神社という不思議な名称です。
さほど広くはないものの、きれいに整備されています。
平成6年(1994)に52階建ての超高層ビルとともに建てられたそうです。
両脇にいるキツネさんも現代的な顔をしています。
江戸時代、この辺りには大名の下屋敷があり、春先には一面が銀世界のように梅の花の咲く名所だったそうです。
それに因み、ここに鎮座した神社は「銀世界」という名がついているそうです。
↑石の手水鉢もちゃんとあり、ビルとともに管理されていますから水も流れています。
ところで、西新宿の銀世界といわれると、どこかで聞いたことがあるような気がしていました。
家に戻って調べてみると、2年前のことだとわかりました。
埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線は、三芳町上富の辺りでは、特産品である「富の川越いも」を生産している農家が軒を連ねることから、「いも街道」と言われています。
その三芳町の北端に近い道路沿いに、浅間神社があります。
三芳町の設置した文化財の案内柱には、浅間神社と書かれています。
社殿の中の社額には富士嶽神社と書かれていました。
天保4年(1834)の勧請と伝えられています。
この社殿の北側には富士塚があります。
八軒家をはじめ近隣の富士講の人々により信仰されていました。
↑山の中腹には、小室浅間神社という石碑があります。
塚の高さは6メートルほどですが、かなりの急斜面で登山道もなく、上りはなんとか行けるものの、下りはかなり慎重に歩かなければなりません。
急に暖かくなり3月20日頃に一気に咲いた東京の桜は、その後に寒い日が続いたせいか、2週間経ったのに花がまだ咲いています。
また、風に舞い散る花びらもキレイです。
清瀬市下宿の旭が丘交番交差点前のこの高台には神社があります。
鳥居には上宮稲荷神社と書かれています。
東京都神社名鑑によると、鎮座地が下宿の上なので上宮稲荷と称せられているということです。
上、下という名は、川沿いや街道沿いにあるようですが、ここでは何をもって「上」なのでしょうか。
近くには空堀川と合流した柳瀬川が流れていますが、清瀬市下宿という地域内でのこの位置から見れば、この神社のあるところは上流側になります。
それで上なのでしょうか。
そう考えてみると、「下宿」というのも気になってきます。