青海南ふ頭公園で見た新しい埠頭や東京国際クルーズターミナルの整備
青梅駅と青海駅を間違える人がいると言います。
青梅市のJR青梅線の青梅駅と江東区にある新交通ゆりかもめの青海駅ですから、本当に間違えてしまったら、取り返しがつきません。
青海埠頭においてかなりの数のヒアリやその女王アリが発見されたというニュースも気になるところですが、青海南ふ頭公園に行きました。
↑ところが工事中で、肝心な海沿いの大部分が閉鎖されています。
見慣れない防波堤などが造られているようです。
↑立ち入れる範囲では、青海コンテナ埠頭はかなり遠くて、ガントリークレーンによるコンテナの積み下ろしもよく見えませんでした。
奥の方には、以前には船がいなかったと思われるところに海上保安庁の船が停まっています。
↑正面を見ると、こちらと並行して防波堤と岸壁らしきものがあります。
さらに右を見ると、海の上に建物が建設されています。
東京税関の船が停泊しているため見づらいですが、対岸の大井埠頭ではありません。
アップにしてみると、お分かり頂けるでしょうか。
知らなかったので調べてみると、大型クルーズ客船ターミナルと新客船埠頭の整備工事が行なわれているようです。
ゆりかもめの「船の科学館駅」は、いつのまにか今年3月からは「東京国際クルーズターミナル駅」になっていました。
なぜこれらを整備しているのかと思えば、クルーズ客船が大型化しているというなか、東京港の晴海埠頭へはレインボーブリッジの下を通り抜けて行くことができないからといいます。
↑「新客船ふ頭整備工事」東京都港湾局パンフより
レインボーブリッジの海面からの高さは52メートルですが、「オアシス・オブ・ザ・シーズ」は65メートル、「クイーン・メリー2」は62メートルもの舟高があるそうです。
そこで、レインボーブリッジより外側に、大型クルーズ客船にも対応できる埠頭とクルーズターミナルを造っています。
↑奥にある船の科学館の建物の手前、写真中央部にある小さな建物が、現在の青海客船ターミナルです。
規模はかなり小さく、小型船発着用の浮桟橋があるだけです。
船の科学館は本館は展示を休止しており、南極観測船宗谷を中心とした屋外展示と別館展示場のみ公開しています。
ターミナル埠頭への連絡道路も造られています。
↑7年前の2012年に来た時、青海南ふ頭公園の今回は立ち入り禁止になっているところから見たものです。
当然ながら、新客船ターミナルも岸壁も防波堤もありません。
↑同じく2012年に上の写真と同じ位置から反対側を見たものです。
垂直方向への防波堤はあったようで、それが一部桟橋に転用されているのでしょうか。
↑話は2019年に戻り、青海南ふ頭公園ですが、この公園はL字型の敷地となっていおり、海に面していない部分にはここにはちょっと不似合いな和風庭園となっています。
東側の公園入口に何かの撮影をしているらしい人達がいた以外には、土曜日でしたが残念ながら観光客はいませんでした。
東京国際クルーズターミナルは、来年2020年7月14日に最初の船である「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」が入港するのに合わせ開所するそうです。
青海にはカジノを含む統合型リゾート(I R)施設を整備してはどうかとの提案も、東京都に対してあったと先週の新聞に載っていました。
今後は、この公園も人で賑わうようなところになるのでしょうか。
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