崖の上にあり豊富な湧水となぜか神社もある日野市立中央図書館
JR中央線の豊田駅近くにある日野市立中央図書館のすぐ裏は木々があり林となっています。
そして、そこは崖となっています。
図書館建物の裏に行けるようになっており、そこには八幡神社があります。
その図書館の木々の生い茂った裏庭のようなところから南側は、崖になっています。
日野市には数多くの湧水がありますが、ここもその一つがあります。
「中央図書館下湧水」といい、毎秒17リットルの水が湧き出ているそうです。
この左からも既に水が流れて来ていますが、すぐ先のコンクリートと地面の隙間から流れて来ています。
崖の林にしみ込んだ水が大量にあるのでしょう。
図書館下湧水は、東京都環境局による東京の名湧水57選の一つに入っています。
この南側から図書館に向かうには、鳥居をくぐって行くという不思議な風景となっています。
政教分離は大丈夫なのでしょうか。
湧水に戻り、この水の流れる先を少し辿ってみました。
↑水は南に向けた道路沿いに勢いよく流れていきます。
その水は驚くほどキレイで、水草が透けてよく見えています。
そのすぐ先の東から西に流れる用水路に流れ込んでいました。
浅川の水を引き込んだ豊田用水のようです。
↑その水は残念ながら濁ってしまっていました。
この左(北)から湧水の水は合流して、東に向けて流れていきます。
帰りに豊田駅に行ったのですが、ここも崖となっています。
↑南口は低いのですが、北口はホームからの階段上からさらに少し高い位置にあります。
こうした崖が多いため、この周辺には湧水が数多くあるようです。
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