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2019年4月29日 (月)

平成最後の週末に平成新道を走り、立川の金比羅山に行く

ここ数ヶ月間というもの、「平成最後の」というフレーズが何でもかんでもついていて、聞き飽きるほどです。

とはいうものの、本当に平成があと数日しかないとなると、なんか記念になるところに行っておきたくたくなります。

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「平成新道」という道路が立川にあります。

五日市街道、都道7号線杉並あきる野線の立川市幸町にある「古民家園入口」交差点から北に向かう市道です。

道路名表示板の右端が直角になっていることから、ここが起点部であることがわかります。

進むと、200メートル程でこんもりした森があり、平成新道は西へと向きを変えます。

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↑ここにあるのは川越道緑地です。

かつて川越に向かう道があったのでしょうか。

平成新道は西に向きを変えたので、五日市街道に並行して進むこととなります。

そして隣には、最初の交差点名にもあった古民家園があります。

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↑正しくは川越道緑地古民家園といいますが、園内に移築復元された、立川市指定文化財の小林家住宅などががあります。

小林家住宅は、江戸時代末期に建てられた茅葺の民家ですが、枯山水風に手入れされた庭の方が気に入りました。

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↑平成新道は時折S字カーブを描きながら西へと進みます。

先にある信号は幸福祉会館前という、幸せそうな名前のところです。

道は1キロメートル程の所で芋窪街道、都道43号立川東大和線と交差します。

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ここは多摩モノレールが通っているところです。

せっかくならモノレールが通った時をと思い、この写真を撮るため結構待ちました。

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↑モノレールの桁を潜ると、立川柏町団地沿いのツツジが綺麗です。

この平成新道は全長3キロメートル位しかありません。

都道55号所沢武蔵村山立川線との交差点が、平成新道の起点または終点となります。

道路名表示板の左端が直角になっていることからも、わかります。

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この道は、五日市街道の砂川三番交差点から北へと狭山湖、西武ドーム方面に向かう道路です。

平成新道は五日市街道のバイパスのような位置付けなのでしょうか。

今度はこの55号線を北に100メートル程行くと、玉川上水が流れており「金比羅橋」があります。

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近くには、立川市役所こんぴら橋会館というものもあり、何で「こんぴら」なのかなと思い、周辺を巡ってみました。

玉川上水南側の小高い山のようなところに「金比羅山案内」という立札があり、参道入口は山の南側にあると書かれています。

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↑住宅街の民家の間にある参道入口には、金比羅神社と秋葉神社の名前が書かれています。

玉川上水を掘った時の土砂を使い築いたと言われているこの山は、高さ15メートル程あります。

中腹には秋葉神社があります。

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安政年間に砂川村の名主砂川家により、頂上に富士浅間神社、中段に金比羅神社、下段に秋葉神社を勧請されたといいます。

階段を登りきると、今では頂上に金比羅神社と富士浅間神社があります。

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金比羅様は、玉川上水で舟運が行われた頃、舟神様として祀られ、それからこの山は金比羅山と呼ばれるようになったということです。

ここは富士塚であったようで、高さ15メートルからでも山々を見ることができます。

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ここからは富士山は見えないようですが、ここに来るまでツツジなどの咲いている美しい景色を見て回ることが出来ました。

「平成最後の」というフレーズは嫌いでしたが、これが平成最後のブログ更新かと改めて感じてしまいます。

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