三春滝桜の子孫樹とやっと見つけた都立中藤公園の入口とデエダラまつりの元
引き続き、都立中藤公園を探して自転車道周辺を巡っていきます。
御岳トンネルを出ても周辺に行ける接続道がないようななので、次の赤堀トンネルに向かっています。
赤堀トンネルの右手前に「赤堀トンネル上の山桜」との表示があります。
上には山桜があり、手前は逆光ですが、花が咲いているように見えます。
また、同じく右上の木について、「福島県三春滝桜の子孫樹」と書かれています。
本当に子孫樹なのかは確認出来ませんでした。
前回も見た公園HPによると、赤堀トンネルの上にも一部開園部分があるようです。
このトンネルを抜けたところから南へ道路を迂回して、行ってみることとします。
どこでどう間違えたのか、赤堀トンネルの上部へ行く道が見つからず、大きく迂回して、一つ手前の御岳トンネル上部の道に行くことになり、そこに辿り着きました。
↑しかも、先程自転車道を通った時は後ろを振り返らなかったので気付きませんでしたが、階段があり、自転車道と繋がっています。
↑さらに、トンネル上部の奥の方を見ると、小さな「都立中藤公園」との表示があります。
さらに奥には、東京都による都市計画公園事業のお知らせ表示板もありました。
かなりの広範囲である57.7ヘクタールが公園区域となっているようです。
そのうち色のついた西側の28.41ヘクタール部分が事業認可を取って、用地取得が進められているようです。
↑先程の小さな公園表示板のあった入口から公園に入って行くと、斜面に登り坂の通路が整備されています。
↑隣はみかん畑のようで、数多く実っていました。
整備されている開園面積は広くなく、すぐに展望台のような、ベンチのあるところに到着です。
↑ここからは南西に向けて視界が開けており、景色がよく見えます。
通路をさらに北に進むと、すぐに急な下り坂となり斜面を下ってしまいます。
その先は先程、公園入口に辿り着いた南側からの舗装された道路との交差点かつ終着点となります。
↑さらに北へ未舗装の道が狭山湖方向へあるのですが、こちらも倒木の影響で通行禁止となっています。
東に向かっては、通行していいのか、いけないのか、悩ましい道があります。
先程の公園HPの図によると、すぐ先に「大多羅法師の井戸」があるようなのでちょっと行ってみました。
すぐに見つかったのですが、表示板がなければ井戸とは気付かなかったでしょう。
「だいだらぼっち」と読むそうです。
武蔵村山市でデエダラまつりというのが行われており、何なのかと思っていましたが、大多羅法師という大男が歩いた跡が井戸になったとの伝説からのものだそうです。
日照りでも水が涸れることはなかったとのことです。
こちらは「デエダラボッチ」と読んでいます。
↑こちらは倒木も無いようなので東に向かい進んで行きました。
人通りのない、鳥の鳴き声しか聞こえない、ちょっと不安になるような道でした。
↑やがて、自転車道の時通った番太池のところに出ました。
今来た道を振り返っていますが、ここも水道局の武蔵村山第二水源となっており、やはり地下水の豊富なところなのでしょう。
結局、都立中藤公園の開園部分はほんのわずかだけでしたが、久々に探検気分のようなものが味わえて楽しかったです。
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