入間航空祭2017ではなかなか帰らない帰投見物人がロープで少しずつ追い出されるが、誘導路をバスで走れたからまあ良かった
前回に引き続き、入間航空祭2017の話です。
ブルーインパルスの展示飛行が終わり、F-15JとF-2が帰投してしまい15時になると、「全てのプログラムは終了しました。この他に本日帰投する航空機はありません。」とのアナウンスが流れました。
でも、帰らない人が大勢います。
混雑で展示されているヘリコプターを見ていなかったので、写真を撮ろうかと思いましたが、近づけないほどの人がいます。
↑期待通りというか、海上自衛隊の哨戒ヘリSH-60J(シーホーク)のジェットエンジン音が鳴り響き始めました。
飛び立つかと、さらに人の輪が広がっていきますが、このアイドリングが長いことは3年前の経験から知っています。
↑予想通り、15分ほど経ってから飛び立ちました。
このヘリは今年8月に青森沖で墜落したものと同型機なので、こんな間近だとちょっと不安感も感じちゃいます。
だからではありませんが、後方からだったのでいい写真は撮れませんでしたが、今日はこういうちょっと引いたスタンスですから構いません。
↑続いて陸上自衛隊の対戦車ヘリAH-1S(コブラ)も飛び立ちました。
これまでは陸自からは、観測ヘリOH-1(ニンジャ)や多用途ヘリUH-1J(ヒューイ)も来ていましたが、今回は1機だけのようです。
次に埼玉県警のヘリも飛び立ちます。
むさし、みつみね、さきたまの3機があるようですが、残念ながら名称はわかりませんでした。
見物客が多くいるため、派手な飛行で帰って行くへりが多いのですが、この埼玉県警ヘリはバックしながら上昇するという技を見せてくれました。
迷彩色の自衛隊ヘリに比べて、警察のヘリは色も派手できれいです。
時間としては15時半過ぎになりましたが、みんな帰らないので、自衛官の方が滑走路前の規制線のロープを少しずつ後退させていきます。
でも、航空自衛隊の輸送機C-130H(ハーキュリーズ)のエンジンが始動してプロペラが回り始めましたから、写真を撮る人が大勢いて帰ろうとしません。
そうした中でも規制線のロープはどんどん後ろに下げられていき、見物人もカメラを構えながら後退し、滑走路からは大分後退し少しずつ出口に向かって歩いていくことになっています。
↑そのため、C-130Hが滑走路の北側から離陸を始める時には、たまたまラッキーなことにロープ前の先頭に立っていました。
アメリカ空軍の軽輸送機C-12(ヒューロン)も手前の誘導路を北に向かっていきます。
↑ブルーインパルスが駐機している向こう側からC-130Hが飛び立っていきました。
アメリカ空軍のUH-1(ヒューイ)が飛び立とうと少し浮き上がりましたが、なかなか飛んで行きません。
どうしたのかと思っていると、
↑先に先程のC-12が滑走路を走っていきますから、待機しているようです。
右の方にはこの滑走路の奥に駐機している航空機が写っていますが、なぜあんなところに置いてあるか不思議です。
しかし、後程その理由はわかりました。
↑ホバリングしているUH-1をC-12が追い越して飛び立っていきます。
その直後、UH-1も飛んでいきました。
航空自衛隊の隊員がアメリカ空軍隊員に手を振って「さようなら」をしていることからも、日米友好が感じられます。
この後まだ残って頑張っている人たちも多くいましたが、時間も16時近くなりましたので私はそろそろ帰ることとしました。
西武池袋線稲荷山公園駅の混雑緩和のため、帰りのみ新宿線へのバスが運行されています。
↑狭山市駅方面(右の列)へのバスは3年前にもありましたが、入曽駅方面(左の列)
へのバスも設定されたようです。
どちらも基地内のみの運行で、下車後、門から15分ほど駅まで歩く必要はあります。
↓(入間航空祭公式パンフより)
狭山市駅方面のバスは前回乗りましたし、入曽駅方面の方が基地内を多く見られそうなのでそちらに乗りました。
写真を撮ろうかと期待していたのですが、「バスから基地内の撮影は禁止」だとの乗車前の注意がありました。
バスにも自衛官が同乗しており、重ねて「禁止」とのアナウンス及び監視?をしています。
しかし、バス車内では「ここから基地の誘導路を走ります」という案内などもあり、結構楽しめました。
↑いったいどこに着くのだろう、入曽駅方面に門なんかあったかなと思っていたら、想定外の普段は門として使われていなそうな、フェンスをこじ開けたようなところに到着です。
C-12が離陸する時に見えていた数機の航空機が置いてあるすぐ横も、バスは走行しましたが、老朽化のため解体しているものだと解説がありました。
確かに一部解体中のものが見られました。
↑ここからは畑の中の一本道のようなところを通って帰りますが、この先の道が不安と思いきや、各交差点にはガードマンが配置されているので安心でした。
バスを降りてから、狭山市駅も入曽駅も徒歩15分ということにはなっていましたが、前回の狭山市駅はゆっくり歩いて15分だったところ、今回の入曽駅の方は早歩きで15分ほどかかりました。
まあ、それでもバスに乗って航空機の誘導路も走れたし、いい経験ができて良かったです。
ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。
いずれかポチッとお願いします。
.
.
.
« 入場者が減少傾向という入間航空祭2017に3年ぶりに行ってみれば逆に増加して客層も変化 | トップページ | 世界遺産である平泉中尊寺はさすがに観光客がいっぱいだが思った以上に急な登坂の先にある »
「51埼玉県」カテゴリの記事
- まだ海辺だった頃に榛名様が上陸したという御船山と榛名神社のある富士見市勝瀬(2021.01.03)
- 熾烈な商圏争いのイオンタウンふじみ野と閉店したイトーヨーカドー上福岡東店跡地(2020.12.20)
- かつてあった高麗郡と平成の天皇皇后も参拝したという高麗神社(2020.12.13)
- 所沢の浦所バイパス沿いの日比田調整池とそこにある場違いなほど立派なトラス橋梁(2020.12.06)
- 大宮からの新幹線沿いに走っている新交通とその終着駅内宿と元終着駅羽貫(2020.11.22)
「基地」カテゴリの記事
- 入間航空祭2017ではなかなか帰らない帰投見物人がロープで少しずつ追い出されるが、誘導路をバスで走れたからまあ良かった(2017.11.12)
- 入場者が減少傾向という入間航空祭2017に3年ぶりに行ってみれば逆に増加して客層も変化(2017.11.05)
- 英語放送のFENはいつのまにかAFNになっていた、理研本部は和光市にいつからあるのか(2016.02.07)
- バス停の通信住宅って北多摩陸軍通信所の官舎だったとは(2015.01.31)
- ブルーインパルスを見に入間航空祭2014に行く(2014.11.09)
« 入場者が減少傾向という入間航空祭2017に3年ぶりに行ってみれば逆に増加して客層も変化 | トップページ | 世界遺産である平泉中尊寺はさすがに観光客がいっぱいだが思った以上に急な登坂の先にある »
コメント