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2017年9月17日 (日)

やんばツアーズの八ッ場ダム工事現場見学会はとてもいいし、また行きたくなる

前回の続きで、国土交通省による現場見学会での八ッ場ダム建設工事の様子です。

現場を案内してくれるのは工事現場の厳ついおじさんだと思っていましたが、「やんばコンシェルジュ」という名称の上戸彩に似た若い女性です。

しかも、めちゃくちゃ知識もあり、土木のことも詳しくて、資料も見ずに解説してくれます。

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↑何しろ大規模な工事現場ですから、ダムを造るためのコンクリートを運ぶケーブルクレーンのワイヤーのアンカーも大規模です。

平成28年6月からコンクリート打設工事が始まっているようです。

ワイヤーを間近にしながら、細い通路を進むと、目の前が工事現場です。

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↑こちらは右岸で、向こう側が左岸になり、ここは堤高116mのダムの天端の高さとなるようです。

堤高は利根川水系ダムでは8番目だそうで、現在は3割程度の高さにまで工事が進んでいるとのことです。

吾妻川は左から右へと流れており、重量式コンクリートダムの形が左岸側にちょっと見づらいですが青い線で引かれています。

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↑ここには生コンクリート工場があり、原石山から約10kmにもわたって、石の大小で3種類に分別されてベルトコンベヤーで運ばれてきた骨材が水とセメントを混ぜられて、コンクリートとなります。

そのできたてコンクリートが黄色いバケットに入れられています。

コンクリートは2つのルートで下の現場に運ばれているようです。

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↑左のクローラクレーンはこのコンクリート打設には使われていないようで、ケーブルクレーンで運んでいます。

ケーブルによりバケットは手前に動いて来るとともに、下に降りて行きます。

中央の下の方に向かってバケットが動いています。

ダムの堤頂長は290.8mになりますから、このケーブルも長いです。

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↑バケットは下まで着くと生コンクリートは、いろいろな方向に動けそうな不思議な形をした重機に載せられます。

こちらは主に手前側での作業に使われているようです。

工事が始まったころはもっと低い位置で、堤高116mもの高さ、今でも80m位の長さがあるわけですから、よくクレーンを操縦できるものだと感心します。

このコンクリート運搬にはもう一つのルートがあります。

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↑左岸の壁に沿って、コンクリート工場からクレーンを使わずに、直接ダンプトラックに流れ込むような仕組みもあります。

奥ではそのダンプに積み込んでおり、手前ではダンプから降ろしているのが見えます。

ビルの建築現場で見るようなサラサラしたコンクリートとは全く違い、こうしてダムで使用されるコンクリートはドロドロです。

水分はコンクリートのヒビ割れの原因となるので、極力水とセメントを少なくして、骨材をなるべく多くしているからだそうです。

それでもヒビ割れを全く無くすことは難しいようで、先日テレビで見たその対策も目の前で見ることができました。

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↑7月19日にNHKで放映されていた「探検バクモン」でも取り上げられいた、振動目地切り機が真ん中辺りで作業をしています。

平らな板に金属の薄い板を付けて、コンクリートに押し込んでいきます。

不規則なヒビ予防のため、規則的なヒビをあえて作っているそうです。

まさに、ヒビ割れをもってヒビ割れを制すというものです。

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↑様々な作業が同時並行で行われており、左の方でダンプトラックから降ろされたコンクリートをブルドーザーで25cm程にならしています。

それを4回やって1mの厚さにしてから、右の方では鉄輪ローラーで締め固めています。

さらに端の方では、端部締固機という重機で文字通り、端の方を締め固める作業も行われています。

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↑湖底となってしまう上流側には足場が組まれており、不思議な形をした大きな構造物が2つ置いてあります。

これはダムからダム湖の水を放流する際の吸い口となる部分だそうです。

ダム本体の中に埋め込まれるものとなりますから、完成したら見ることはできないはずです。

ダムの総貯水量は1億750万立方メートルといわれて見当がつきませんが、25mプールで22万杯分だそうです。

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↑ダムの下流側でも作業が行われています。

左岸側では八ッ場発電所の建設工事も行われています。

このすぐ先には吾妻渓谷があります。

八ッ場ダムは洪水対策や水道水の確保、発電の他にも、川に一定の水量を確保することによって、吾妻渓の景観を守る役割も果たすといいます。

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↑上流側を見ると、左奥に新しく架けられた八ッ場大橋が見えますが、手前の単管パイプの向こうに、下の方にトラス橋と桁橋が見えます(クリックすると拡大します)。

トラス橋は付替される前のJR吾妻線の鉄橋のようで、その手前の桁橋は、バイパスが開通して通行止めとなった国道145号線の道路橋のようです。

ダムが完成したら水没することを思うと、ちょっと寂しさを感じます。

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楽しかった見学会も1時間半程度で終わり、バスで再び長野原草津口駅に戻ってきました。

平成31年度に八ッ場ダムが完成したら再び来てみたいとは思っていましたが、これは是非完成する前に、もう一度来てみたいとは思う程良かったです。

特急草津4号に乗って帰路につきますが、せっかくですから途中下車して群馬県内に立ち寄ってから帰ろうと思います。

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