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2016年9月11日 (日)

日本の滝100選に東京都からは唯一選ばれている払沢の滝に行ってきた

滝といえば、山の中にあるものですから、東京都にはあまり大きな滝や有名な所はないと思っていました。

しかし、檜原村に「払沢の滝(ほっさわのたき)」があり、これは日本の滝100選の一つだということなので見に行くこととしました。

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JR武蔵五日市駅からもだいぶ遠いようなので、車です。

あきる野市を通り過ぎ、檜原村に入る辺りから景色も変わり、秋川沿いに進んでいきます。

しばらく進むと村役場などのある檜原村中心部から近いところで、都道から左折すると、すぐ先に駐車場が整備されています(駐車場にあった看板です↑)。

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そこからは滝まで歩いて15分と書かれていました。

坂道ですが、木材チップが敷き詰められており、踏み心地気持ちよく歩くことができます。

周囲は杉林で、いかにも山中に来たなあという感じです。

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ずっと川沿いを登っていくので、水音を聞きながら進みます。

小さな滝は数多くありますが、途中には一カ所だけ名前の付けられたものがありました。

Img_4934_500x375

↑「忠助淵」と書かれたプレートが写真右上に小さく写っています。

やがて、川の上に小さな橋がかけられている所が見えます。

しかし、細くて渡るのは怖そうだなと思いながら近づくと、橋ではありません。

Img_4935_500x375

水道管とその保護のためのカバーのようです。

この辺りからは、水辺に近づくことが出来るのですが、地域の水道水として使われているので水に入らないようにとの注意看板が数多くありました。

飲料水にもなるのだから、きれいな水なのでしょう。

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この水道水を取水している辺りにも、小さな滝が無数にあります。

そして先の方からは、いよいよ大きな滝音が聞こえてきます。

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↑払沢の滝が見えてきました。

さすが、百選に選ばれる落差23.3mの滝ですが、実はこの滝は落差60mもの長さがあり、4段からなる滝だとのことです。

4段ある滝の全体像を見たかったですが、この先へは行くことはできませんから、最下段だけです。

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払沢の滝という名前ですが、当初は払子(ほっす)の滝と言われていましたそうです。

滝の水が流れる様子が、僧侶の払子を垂れたように見えたからといいます。

その払子の滝がある沢、払子の滝沢、それが払子沢、そして払沢とだんだん省略して呼ばれるようになり、いつのまにか払沢の滝になったそうです。

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暑い日でしたが、この滝のすぐ近くだけは気温が全然違い、涼しく感じられます。

マイナスイオンもたっぷりです。

ここが東京都であることを忘れてしまうほどです。

ここ檜原村は、島以外では東京都唯一の村です。

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帰り道も、周りの山々を見ながら、木材チップを踏みしめながら気持ち良く歩いて帰ります。

檜原村には滝がいくつもあるということで、滝めぐりができるようなので、行ってみたいと思います。

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