飯田橋サクラテラスというネーミングに惹かれて見に行ってみた

東京近辺では桜が満開となっていますが、満開となる前日に、飯田橋駅西口にある「飯田橋サクラテラス」に行きました。

そのネーミングに惹かれたのです。

約２．５ｈａの敷地である旧東京警察病院跡地で、「飯田橋駅西口地区第一種市街地再開発事業」が行われたところですが、２０１４年６月に竣工したので、桜の季節は初めて迎えることになります。

↑外堀通りの神楽坂下交差点から見ると、外濠とＪＲ中央線の向こうに、大きな建物が２棟見えます。

左がオフィス・商業棟の「飯田橋グラン・ブルーム」、右が住宅棟の「パークコート千代田富士見ザ　タワー」です。

この「グラン・ブルーム」の１階から3階の商業ゾーンの名称が「飯田橋サクラテラス」といいます。

↑「ＩＩＤＡＢＡＳＨＩ　ＳＡＫＵＲＡ　ＴＥＲＲＡＣＥ」と書かれた看板の横にはシダレザクラが咲いています。

この「サクラテラス」は三井不動産ショッピングパークアーバンが運営しているもので、飲食店などが２５店舗入っています。

２階には本当にテラスもあり、ここから桜を見ながら、食事やお茶もできます。

この再開発地区全体は「飯田橋サクラパーク」という名が付けられているようですが、この名はあまり定着していないように感じます。

もともと外濠沿いの土手の外濠公園には桜が植えられていましたし、さらにこの地区をサクラパークと名付けたように、この敷地には１０種類の様々なサクラ４０本が植えられています。

↑２つの建物の間の２階部分は、「パッサージュ」とされており、エドヒガンザクラやオオヤマザクラなどが植えられています。

実は敷地内には２棟ではなく３棟の建物があり、敷地の北東端には「日本基督教団　富士見町教会」もあります。

この教会は１８８７年（明治２０年）に創立された由緒あるものだそうです。

ここは１８００平方ｍの広さの駅前広場になりますが、超高層ビルだけでなく、何気なくこうした建物もあるのはいいことです。

ヤマザクラも植えられています。

裏側の様子も見てみますが、建物が大きくて、写真を撮るのが難しいです。

↑右のオフィス棟は３０階建、約１５０ｍ、左の住宅棟は４０階建で同じく約１５０ｍの高さがあります。

裏側をぐるっと廻り、敷地の南西側の東京逓信病院前の方から住宅棟を見ると、やはり外濠公園の土手にある桜の方は、古くから植えられていますから年季が違って大きく美しいです。↓

しかし、その下の方に新しく外濠公園通り沿いに植えられたソメイヨシノも小さいながら美しく咲いています。

ところで、ＪＲ飯田橋駅で乗降したことのある方はご存知かもしれませんが、ホームが大きくカーブしたところにあるため、電車の車両とホームが大きく離れている箇所があり、落ちそうで危険となっています。

そのため、２００mほど西側にホームを移設する計画が進められています。

↑ここ早稲田通りの牛込橋の下にホームを移動させる計画なので、左側にあるサクラパークの目の前がホームになるようです。

この日は、まだ満開の１日前で平日にも関わらず、数多くの花見客がいました。

外濠の水面を目の前にできる「カナルカフェ」には、ここで花見をしようと行列ができていました。

ここからだと、外濠も電車もサクラもサクラテラスも見ることができます。

サクラテラスの方はというと、行列までできている店はあまりありませんでしたが、なぜか、１階にあり、テラス席の無いスターバックスが一番混んでいました。

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