マグリット展を見に行ったら国立新美術館はとんでもなく大混雑
5月というのに真夏のような晴天で暑い日なので、避暑を兼ねて、「マグリット展」を見に、六本木にある国立新美術館に行きました。
事前にHPを確認すると、チケット購入は20分待ち、展示室への入場は待ち時間なしとのことです。
であれば、事前に新宿周辺のチケットショップ(金券屋)で安く購入してから行くこととしました。
六本木にあるのですが、地下鉄千代田線乃木坂駅からそのまま地下道が繋がっており、行列のチケット売り場を素通りして、美術館の中に入ってびっくり。
とんでもない人の列。
マグリットの「空の鳥」のポスターも見えますが、実はこの行列は、6月1日に間もなく最終日となる「ルーヴル美術館展」を見る人たちのようです。
こちらの影響で、マグリット展もチケット売り場は一緒なので20分待ちになっていたようです。
新宿周辺のチケットショップを見てまわりましたが、当日券観覧料1600円のところ、1580円で売っている店が多く、ようやく1550円の店があったので買いました。
もっと安いと思ったのに残念ですが、チケット買うために並ぶよりずっといいです。
美術館の中では、マグリット展は並ばずに入れましたが、中はやはり混雑していました。
ルネ・マグリットというベルギーの画家は、20世紀美術を代表する芸術家の一人で、シュルレアリスムの巨匠として有名です。
世界中の美術館等から130点を集めてきた、日本では13年ぶりとなるとなる展覧会で、
東京では3月25日から6月29日までの開催です。
展覧会の中は撮影できませんでしたが、混雑しながらも楽しんだ後は、この国立新美術館のカフェかどこかで一休みしたいところです。
↑1階には「カフェ コキーユ」があり、HPによると、貝(コキーユ:フランス語)のように波打つガラスのカーテンウォールと天井高約21mの広々としたアトリウムと目の前に広がるテラスの明るさと開放感が味わえるとのことです。
ここにあるカフェ等にはサブタイトルというかテーマ名がついていて、「カフェ コキーユ」は「出会い」です。
その周りを、ルーヴル美術館展の行列が取り囲んでいます。
もう少し落ち着けそうなところは無いか、建物の中を観察してみましょう。
↑2階には「サロン・ド・テ ロンド」があり、巨大な逆円すいの最上部に広がる、円形(ロンド:フランス語)の空間は、そこに集う人たちのステージを思わせる特別な空間だとのことです。
サブタイトルは「発見」のティーサロンですが、やはり行列です。
↑3階は「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」、サブタイトルは「創造」です。
フランスのリヨン近郊にある村に、フランス料理店の最高峰「ポール・ボキューズ」があるそうです。
オーナーシェフであるポール・ボキューズ氏は、フランス料理を世界に広めることをライフワークと考え、2007年、フランス以外に初めて、日本にブラッスリーを出店したのがここです。
さらに、3階には「アートライブラリー」があり、美術関係の図書や雑誌を見ることができます。
貸出は行っていませんが、企画展の入場券がなくても入れます。
ここはすいていましたし、中庭も見える、落ち着けるところです。
この他に、地下1階にはミュージアムショップや「カフェテリア カレ」、サブタイトルは「語らい」もあります。
軽い食事を味わいながら、自由に語り合っていただける広々とした四角い(カレ:フランス語)スペースということです。
国立新美術館は、コレクションを持たず、国内最大級の展示スペース(14000㎡)を生かした多彩な展覧会の開催、美術に関する情報や資料の収集・公開・提供、教育普及など、アートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館として建設されました。
国立新美術館の建物は、黒川紀章氏と日本設計の共同体による設計で、東京大学生産技術研究所の跡地に、2002年7月から2006年5月まで、3年半余りかけて建てられました。
地震対策や環境に配慮した構造になっています。地下1階地上4階建てで、延べ床面積は約48000㎡です。
乃木坂駅から直通の通路を使うか、六本木側の正門を利用する人が多いですが、西の環状3号線(六本木トンネルのある道)側にも入口がありました。
ほとんど利用している人はいません。
ところで、ルーヴル美樹館展HPによると、入場までの待ち時間40分となっていましたが、ほんとうにそんな時間であの人たちは入れたのでしょうか。
この日は12946歩、11.17kmの歩行でした。
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