フォト
無料ブログはココログ

ランキングに参加しております。いずれかポチッとお願いします。

« 日本初の木造で復元された掛川城天守閣 | トップページ | 東京駅前八重洲一丁目も再開発で変貌するという現場と東京マラソンの収容 »

2015年2月22日 (日)

全国に4つしかない現存する城郭御殿の一つである掛川御殿

御殿というと、身分の高い人やお金持ちの邸宅のことをいいます。

近世の城にあっては、儀式・公式対面などの藩の公的式典の場、藩主の公邸、藩内の政務をつかさどる役所という3つの機能を合わせ持った施設のことをいいます。

静岡県掛川市にある掛川城御殿は、現存する数少ない城郭御殿です。

Dsc03303_500x375

本丸御殿は川越城と高知城、二の丸御殿は京都二条城とここ掛川城にしか、現存した城郭御殿は無いそうです。

先週ご紹介した天守閣は再建したものでしたが、こちらの御殿は江戸時代後期の建築物で、国重要文化財にも指定されています。

Dsc03318_500x375

旧御殿が嘉永7年(1854年)安政の大地震で倒壊したため、時の城主太田資功によって、安政2年(1855年)から文久元年(1861年)にかけて再建されたものです。

 安政2年から明治2年(1869年)までの14年間は掛川藩で使われましたが、廃城と同時に勤番所と徳川家兵学校に転用され、廃藩置県とともに掛川宿に無償下附され、聚学校、掛川町役場、市庁舎などに使用されました。

Dsc03319_500x375

建築様式としては7棟からなる書院造で、畳敷きの20もの部屋が連なり、各部屋はふすまによって仕切られています。

江戸時代の藩の政治や大名の生活が偲ばれる貴重な建物です。

天守閣との共通入館券(410円)で中に入れます。

Dsc03310_500x375

屋根組みだって、同じ木造とはいえ再建された天守閣よりも、古い渋い良さがあります。

Dsc03314_500x375

御殿から出て、振り返って正面玄関を見てみると、やはり美しい。

Dsc03324_500x375

玄関屋根は起り破風(むくりはふ)となっています。

破風とは玄関屋根の三角形部分をさし、破風板が上方に凸型に反ったも起り破風といいます。

棟木(むなぎ、屋根の骨組みの頂部の水平材)の端を隠す飾りを懸魚(げぎょ)といい、これは蕪懸魚(かぶらげぎょ)だそうです。

屋根瓦もいいです。

Dsc03322_500x375

この御殿の東側にも和風平屋造りの建物がありますが、これは平成13年(2001年)に建築された掛川市中央図書館です。

周辺の景観を考慮してこのような外観で建築されたのでしょう。

Dsc03326_500x375

そしてその向かい側、掛川御殿との間にある建物が気になります。

淡山翁記念報徳図書館といって、大日本報徳会の所有する県内最古の民間図書館として昭和2年(1927年)設立されたのち、昭和27年(1952年)から1969年(昭和44年)までは掛川町立、掛川市立図書館として使われていたそうです。

Dsc03327_500x375

鉄筋コンクリート造で、アール・デコ調の外観の大正~昭和初期の建築・様式の流行を反映した建造物となっています。

静岡県の有形文化財に指定されており、公開されているようですが、残念ながらこの日は休みでした。

ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。

いずれかポチッとお願いします。

にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村


ポタリング ブログランキングへ

.

« 日本初の木造で復元された掛川城天守閣 | トップページ | 東京駅前八重洲一丁目も再開発で変貌するという現場と東京マラソンの収容 »

56静岡県」カテゴリの記事

城跡」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 全国に4つしかない現存する城郭御殿の一つである掛川御殿:

« 日本初の木造で復元された掛川城天守閣 | トップページ | 東京駅前八重洲一丁目も再開発で変貌するという現場と東京マラソンの収容 »