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2015年1月

2015年1月31日 (土)

バス停の通信住宅って北多摩陸軍通信所の官舎だったとは

小金井街道を通る西武バスの停留所に「通信住宅」というのがありました。

近くにそれらしいNTTの社宅も見当たらないし、ちょっと不思議に思っていました。

東久留米市が「北多摩陸軍通信所跡」を、平成26年9月に旧跡として文化財指定したことからその謎が解けました。

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↑小金井街道と滝山中央通りの滝山東交差点を北東方向から見ていますが、味の民芸の向こう側には、かつて「北多摩陸軍通信所」があったそうです。

昭和8年(1933年)、海外無線の傍受を目的に、田舎で電波状況の良好な久留米村前沢に受信所が建設され、その南側に職員用の官舎も建設されました。

現在の東久留米市前沢五丁目と小平市花小金井四丁目が複雑に入り組んでいるところで、敷地は両市にまたがっています。

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↑昭和22年に米軍撮影の写真によると、上下(南北)方向の小金井街道と、斜めの滝山中央通りは狭いながらもこの頃からあるようですが、その他にはこの施設しかありません。

現在はほとんど私有地になっていますが、上の写真で官舎がいくつも立ち並んでいる真ん中にある広場は、今でも広場です。

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東久留米市の管理する前沢南公園となっていますが、敷地は今でも国の所有のようです。

古い写真の円形のものは防火水槽だったようですが、今でもその名残が残っていました。

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その右に、昨日降った雪で作った雪だるまが二つあるのが、今の時代の平和を感じさせています。

では通信所のあった辺りもどうなっているのか見てみます。

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2015年1月24日 (土)

逓信総合博物館解体の寂しさと合築の千代田図書館の不思議な感じ

逓信総合博物館と聞いて、なつかしいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

小学生の頃、逓信総合博物館の無料入場券がクラスに数枚ずつ配付され、早い者勝ちやじゃんけんで手に入れて、友達と出かけたことを思い出します。

当時住んでいたのは豊島区、練馬区でしたが、今思えば、よくも大手町までわざわざ出かけたものだなあと感じます。

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昭和39年に、郵政省、電電公社、NHK、KDDの4社共同運営で、情報通信関係の総合博物館として設立されたものです。

残念ながら、平成25年8月31日に閉館になってしまい、現在この逓信ビルは解体工事が行われています。↑

平成13年にはKDDIが撤退してしまい、平成23年にはNHK博物館も閉鎖され、閉館当時は、郵政資料館とNTT情報通信館のみ残っていたようです。

これから解体するのかなと思って、裏側を見てみると、実はかなり解体工事は進んでいました。(↓写真の左側の建物が逓信ビル)

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↑右でも解体しているのは、平成17年に江東区に移転した東京国際郵便局の建物で、手前の空地は、東京郵政局と関東郵政局の建物が、しばらく前に解体され更地となっているところです。

郵政民営化により、郵政省や郵便局の土地建物は国から日本郵政株式会社に移管されました。

これらの2.0haの土地では、大手町二丁目再開発地区再開発事業が行われていますが、誰が権利を持っているのか、少し気になり調べてみました。

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↑どうやら日本郵政は、ここの再開発ビルA棟に日本郵政グループの本社機能を集約する計画のようです。(ただし、昨年夏には移転中止検討との報道も流れています。)

再開発事業は、代表施行者は都市開発機構UR、共同施行者はNTT都市開発株式会社となっており、地権者は5社(国、日本郵政グループ2社、NTT、NHK)とのことです。

地権者は日本郵政だけではないのは、NHK経営委員会の資料によれば、逓信ビルの土地は国(財務省)所有で、建物は日本郵政、NTT、NHK3者による共有だからのようです。

NHKの持分は転出補償金約37億円を受領するようです。

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↑財務省HPによると、この再開発によって、国はここに新たに立つ2棟のビルのうち、A棟の3フロア分の権利を持っていましたが、それを日本郵政が霞が関一丁目に持つビル(元郵政省)と交換するとのことです。

日本郵政の土地や建物の権利は、元々国にあったものを郵政民営化により、日本郵政に譲渡したものなのに、それを有償で交換するというのにはちょっと疑問を感じますが、一旦民営化によって独立した法人なのだからやむを得ないのでしょう。

国が取得する霞が関のビルは郵政省本省のあった建物です。やはりこの交換後は国の庁舎として使うこととするようです。

やはり大手町の再開発ビルでは、セキュリティの関係もあり、国の施設が民間施設と同居しずらいとの判断をしたのでしょうか。

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そもそも、大手町から国の庁舎はどんどん撤退しています。

年末年始にも見に来た通り、写真奥の気象庁は虎ノ門に移転しますし、手前の大手町合同庁舎3号館の東京国税庁は築地に建設中の新庁舎に移転します。

元々1号館、2号館の跡地に、先週見た日経新聞、JA、経団連が移転しているのです。

国は合築を避けるといっても、気象庁は港区と合築することになりますが、役所同士なら、うまくいくのでしょうか。

近くに、役所同士の合築の事例があるので、あの図書館もあることですから行ってみます。

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2015年1月18日 (日)

大手町で温泉まで湧き出て進む連鎖型再開発

現在、丸の内や大手町では、数多くの超高層ビルが立ち並び、さらに建替え計画も進められています。

しばらく前には、大手町には空地がなく、ビルの建て替えができないため、汐留や品川などの大規模開発によるオフィスビルに企業が移転してしまい、東京の中心街が寂れてしまうことが危惧されていました。

↓この日本経済新聞社などの移転の頃から、再び活気が戻ってきたような気がします。

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↑南西から見て、左は以前からあった丸の内消防署、そして新しく移転して建替えた、順に日経ビル、JAビル、経団連会館です。

この3つのビルは、元々、ここより東のブロックにありましたが、国の大手町合同庁舎1号館、2号館立ち退きによって処分された跡地に、新しい超高層ビルとして建設されました。

小泉内閣の頃の平成14年に、この辺りの地区は都市再生緊急整備地域に指定され、平成17年にはUR都市再生機構がこの土地1.3haを取得し、土地区画整理事業、第一種市街地再開発事業が行われ、平成21年に竣工しました。

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これらの建物は低層階ではつながっており、日経ビル31階、JAビル37階、経団連会館23階となっています。

↑一番低いといっても23階建てですから、逆に北東から見上げてみれば、やはり大きい。

それでは、この3つのビルの跡地1.4haはどうなったかというと、大手町フィナンシャルシティとして、平成24年10月竣工しています。

↓左のノースタワーは30階建てで、日本政策金融公庫(日本公庫)などが入っており、右のサウスタワーは34階建てで、日本政策投資銀行(DBJ)などが入っています。

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政府系金融機関の再編により、国民生活金融公庫、中小企業金融公庫、農林漁業金融公庫は日本政策金融公庫に、日本開発銀行、北海道東北開発公庫は日本政策投資銀行になっています。

この土地のすぐ西に以前は、公庫ビル、新公庫ビルや日本政策投資銀行(旧日本開発銀行)がありましたが、解体され、新たな工事現場となっています。↑

つまり、この移転により、また新たな再開発の種地が生み出されたことになります。

この第2次開発では、URが代表施行者となっていますが、三菱地所も共同施行者になっており、サウスタワーの一部は三菱地所による賃貸オフィスとなっています。

そのために、三菱地所も次への種地を提供しています。

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↑この大手町フィナンシャルシティのすぐ東のブロックにある、三菱総合研究所ビル跡地です。

タイムライフビルといった方が、古い人間である私にはわかりやすいですが、ここはまだ駐車場として暫定活用されています。

↓公庫ビル、新公庫ビル、日本政策投資銀行の跡地では、次の第3次再開発事業の工事が行われています。

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オフィスの大手町としては予想外に、温泉を掘っているようです。

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2015年1月12日 (月)

国登録有形文化財の神奈川県庁本庁舎と横浜三塔

横浜に所用があったので、神奈川県庁に行ってみました。

横浜に数多くある歴史的建造物のひとつで、いつかじっくり見てみたいと思っていたのですが、あまり時間がとれず、駆け足での見学でした。

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神奈川県庁本庁舎は、「キングの塔」といわれており、神奈川県内で最初に国登録有形文化財に指定された、昭和3年(1928年)竣工の建物で、高さ49mあります。

正面から見てみると、和洋折衷の立派な作りで、車寄せの柱の装飾は直線のみのアール・デコ風になっています。

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表面に溝を削ったスクラッチタイルと、独自の幾何学模様が特徴のライト様式が醸し出す、日本趣味と洋風建築が調和した建物です。

玄関ホールもアール・デコ風となっているうえ、写真にはありませんが、宝装華のモチーフの球形照明という和風のものも取り入れられています。

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建物本体は5階建てですが、塔屋にあたる6階には、神奈川県本庁舎歴史展示室があり見学することができ、神奈川県庁舎の歴史が紹介されています。

塔屋の上のほうへ上がる階段は、立ち入り禁止となっていました。

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ただし、この6階から屋上には出られ、塔屋を目の前で見ることができます。

五重塔をイメージさせるスタイルで、昭和初期に流行した帝冠様式のはしりといわれています。

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すぐ近くは、みなと横浜の海ですから、まわりの景色も気になるところです。
↑写真左端には、まるい屋根の「あれ」も見えます。

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2015年1月 5日 (月)

ダイヤモンド富士のブログ3周年祝と気象庁虎ノ門庁舎の移転先さがし

年末恒例?のダイヤモンド富士を見に、近所のホームセンターに行ってきました。

大晦日の天気予報は、昼は晴れだが、夕方以降は雨といっていたので、見えないものかと諦めかけていましたが、夕方になっても晴れているようなので、大掃除の疲れも忘れて、ダイヤモンド富士スポットまで出かけました。

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東京地方の日の入り時刻として、国立天文台から発表されている16時37分より、10分以上もここからの日の入りは早いのですが、さていよいよ「ダイヤモンド富士」という時になっても小さな雲が…

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結局、空全体の雲は少ないのに、肝心なところに雲があって、こんなギザギザなダイヤモンド富士になってしまいました。

お口直しに、昨年に同じ場所で撮影した「見事な美しいダイヤモンド富士」をご覧ください。↓

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

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ところで、弊ブログも1月2日をもちまして、めでたく3周年となりました。

1周年で2万5千アクセス、2周年で10万3千アクセスだったので、3周年では20万アクセス越えのつもりでしたが、残念ながら19万3千アクセスでした。

「ダイヤモンド富士」も2周年は大きくお祝いしてくれましたが、3周年は微妙なお祝いでした。

まあ、年間アクセス数は2万5千、7万8千、9万と増加しているのだから、ポジティブシンキングで「よし」としましょう。

でも、今後とも皆さんに見てもらえるよう、努力と工夫はしていこうと思います。

話は変わって、年またぎ企画ですが、気象庁の「東京」の気温観測等の「露場」が大手町から北の丸公園に移転になったというので、年末に見に行きましたが、気象庁本体の移転先はどんなところなのか、年始の1月2日に見に行きました。

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虎ノ門三丁目の港区立鞆絵小学校跡地の5881㎡に計画されています。

平成22年(2010年)の国土交通省関東地方整備局のプレス発表によると、「気象庁虎ノ門庁舎(仮称)・港区立教育センター整備等事業」として、設計、建設、運営をPFI事業(民間資金を活用した社会資本整備)で行うこととして、大成建設グループに事業者も既に決定されています。

国土交通省の外局である国の機関の気象庁と区の教育センターの合築とは、ちょっと想定外でおどろきました。

当初の予定では25年(2013年)10月には完成している予定なのですが、遅れているようで、着工もされておらず、更地です。

(↑↓敷地を北側から南に見ています。)

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新築する施設は、選定された事業者の計画によれば、地上14階建て、高さ79.25mで、延べ床面積42741㎡のようです。

この敷地は小学校廃校後、港区立エコプラザとして暫定活用されていましたがこれも浜松町に移転しました。

鞆絵小学校が日本最初の公立学校だったとのことで、区としては土地を全部売却するのでなく、教育センターとして活用しようと考えたようです。

小学校跡地なので区有地かと思われますが、公募資料によると、土地は国有地および公有地となっていますから、一部、国が取得したのでしょう。

(↓敷地を東側から北西に見ています。)

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業界紙によると、ようやく動き出すようで、工期変更され2016年の完成を目指すそうですが、まだ着工していませんでした。

どうやら着工が遅れている理由は、どちらかという隣のさらに広大な敷地に関係あるようです。

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