林の中に図書館があり、ブルとベアの会館もある福生
玉川上水の上流あたりを散歩しようと思い、先週末、拝島駅に行きました。
東口から玉川上水沿いの公園を歩いていくと、工事のため通行止めで、大きく迂回しなければいけなく、上水沿いを歩けませんでした。
国道16号線を越え、JR八高線をくぐり、JR青梅線沿いの水喰土(みずくらいど)公園に来ました。
ここは、玉川上水の羽村取水堰を目指して、1年半前に自転車で来た時に通りましたが、江戸時代に玉川上水を現在とは少しずれたルートで設置しようとここで工事したところ、水が浸み込んでしまうので、現在のルートとしたといわれるところです。
水を喰ってしまう土があるということでしょう。
非常に北風の強い寒い日だったので、近くの福生市立中央図書館に避難?しに行こうと思ったのですが、地図で見当をつけた辺りに行っても見つかりません。
やがて、住宅街の中の、中学校で行き止まりになってしまう道に入口があることが判明しました。
↑マンションの入口ゲートのようなものがある、ここが図書館の入口のようです。
↓入っていくと、木々の中にちょっと図書館として想像していたのとは違う、三角屋根の建物がありました。
「知」という石碑があるあたりは、いかにも図書館っぽいです。
この林の中に図書館があるロケーションは素晴らしいものです、
入る前に周りを歩いてみると、茶室もありました。↓
茶室 福庵という名で、月に1~2回、300円でお茶席体験もできるようです。
↓どういう立地と配置なのか気になりますが、案内板を見ると、熊牛緑地の中に、茶室(中央)と図書館を設置したようです。
入口は地図下のほうにありますが、左のほうからも緑地を通って来る入口はあるようです。
図書館の中からの眺めも期待できますので、入ってみます。
館内は撮影禁止でしたが、雑誌コーナーは窓向きにソファーが置いてあり、あの林を見ることができます。
また、2階には57席の学習室もあります。
図書館裏側の緑地のほうに行って見ました。
↑左にあるのが図書館です。
北風に葉っぱが舞い散ってとても寒いのですが、その様子が伝わらないのが残念です。
↓緑地のほうから図書館を見ています。
背中越しに電車の音がしたので見てみると、JR八高線の線路沿いのようです。
再び、住宅街側から入口にもどると、道の向かい側には北関東防衛局 横田防衛事務所があることに気づきました。↓
こんな住宅街の目立たないところに国の施設があるとは思いませんでした。
横田基地対応の業務があるからでしょうが、基地内か、せめて国道16号線沿いにあるかと思っていたので、ちょっと驚きました。
ところで、緑地の名前の「熊牛」って、以前来た時も前を通った熊牛会館という名称から、気になっていました。
資金運用に関わった方なら知っているかと思いますが、ブル・ベアというと、相場の強気、弱気を表す言葉となっています。
ブル(雄牛)が角を下から上に突き上げている様子から強気相場を表し、ベア(熊)が前足を振り下ろしたり、背中を丸めている様子から弱気相場を表します。
メリルリンチのロゴもこのブルの雄牛からきていると、いわれています。
JR青梅線沿いの熊牛公園の前を通り、熊牛会館に来ました。
この横には玉川上水が流れています。
調べてみると、なんてことなく、JR青梅線の牛浜駅とJR五日市線の熊川駅にあるように、二つの地名から来ているようで、資金運用とか、強気弱気とは何の関係もないようでした。
この日は熊川駅前から五日市線沿いに拝島駅西口まで戻り、15244歩、11.6kmの散歩でした。
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