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2014年9月21日 (日)

都市計画道路は自転車にとって走りやすい道か

自転車は原則、歩道ではなく車道を走ることとなっていますが、車道の狭い道では車に轢かれそうになるし、歩道の狭い道では歩行者にぶつかりそうになるし、どちらも走りづらいことがよくあります。

では、そこそこ幅もある都市計画道路ならどうか、近隣の道を検証してみました。

まず、古くからある都市計画道路で、東村山3・4・4号線(新青梅街道)東久留米市柳窪四丁目付近(小平霊園とガスト近く)です。

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都道で幅員は18mですが、昭和時代の道路構造令による古い設計のため、車道が片側2車線あり、かつ交通量も多いので、自転車で車道を走るのは怖いです。

歩道に歩行者は少ないですが、自転車は数多くは走っており、街路樹と電柱の両方があるところで、対向車とすれ違う時にちょっと危険です。

次に、比較的新しい都市計画道路としては、平成18年に開通した小平3・4・7号線(新小金井街道)小平市大沼町七丁目付近(小平グリーンロード立体北側)です。

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都道で幅員20mですが、道路構造令で歩道も車道も必要幅が広くなったため、車道は片側1車線です。
自転車では車道の端も走りやすいですが、歩道も広く走りやすいためか、ほとんどの自転車は歩道を走っています。

↓少し北に行った大沼町三丁目付近(東京ガスグランドと錦城高校前)では、車道は右折レーン手前から渋滞で2列となっており、自転車は危険で車道は走れません。

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同じく小平3・4・7号線ですが、新青梅街道より北側は幅員18mですが、やはり昭和に開通していたためか、車道は片側2車線で交通開放されていました。

前後の新しい道が1車線なのにここだけ2車線である必要がないのではとの、滝山団地自治会等の働きかけもあり、平成10年頃、片側1車線化されました。
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↑大沼町四丁目(ガスミュージアムバス停前)ですが、車道を狭め歩道を広げたので、元は端にあったバス停や街路樹が、歩道の真ん中に残っているという、ちょっと不思議な形状となっています。

自転車はほとんど歩道を走っており、歩行者や対向車がいると、右側の狭い部分にどちらかがよけてすれ違っています。

次に市道ですが、平成14年に交通開放した東村山3・4・21号線(小平久留米線)東久留米市柳窪一丁目付近です。

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東久留米市道で幅員16m、車道は片側1車線、歩道には点字ブロックがあります。
車道4.5m、歩道3.5mという多摩地区によくある形状の道で、車道の端も走りやすいですが、やはり歩道を走る自転車が多いです。

この道の大きな課題は、夜間歩道が真っ暗なことです。
なんと、車道の道路照明を見てみると、あえて車道外に光がいかないように細工してあるようです。
近隣住民の光対策なのでしょうが、それならば歩道に街路灯を設置するなどの対応をしないと、夜間は特に歩行者にとって危険な状態です。真っ暗です。

しかし、この東村山3・4・21号線も、昭和時代からあった東久留米市下里四丁目(セブンイレブン、久留米西団地付近)は道路改良工事を行い、とてもいい道になりました。

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車道の端に自転車走行レーンを設置し、歩道も見通し良く平らになりました。

自転車専用道を設置するのが理想でしょうが、現実にはこの自転車レーンが現実的な対応手法でしょう。
ただし、ほんの300m程で走りやすい工事区間は終了してしまいます。

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その先は、車道は広いですが、自転車レーンは表示されてなく、歩道は狭く、街路樹の根が盛り上がり、ボコボコになっています。

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でも、この走りづらい歩道を自転車は走っています。
同じく昭和時代からある東村山3・4・5号線(滝山中央通り)東久留米市滝山二丁目(滝山団地付近)です。

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幅員16mで、片側1車線、やはり歩道走行の自転車が多いようです。

きっと、歩道を自転車で走ることに慣れてしまっているのでしょう。

久留米西団地よりは、この滝山団地のほうが歩道幅は広く、すれ違いもできます。

続いて、小平駅の南側、小平3・4・18号線(あかしあ通り)小平市美園町一丁目(小平駅前、ルネ小平付近)です。

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幅員16mの小平市道で、道路時代は古くから開通していますが、平成24年に自転車走行のモデル地区として、色つきの自転車レーンが設置されました。

残念ながら、写真でも前方にトラックが見えるように、この駅近くのレーン上での駐停車車両は数多く、車道にはみ出さないと走れないため、歩道を走る自転車も多いのが実情です。

駅を少し離れれば、駐車車両もなく走りやすいのですが、

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車道に右折レーンがあると、自転車レーンがなくなってしまい、歩道に入るよう誘導されます。

そうなると、自転車からも面倒だし、歩行者からも危険だし、というところが、この自転車レーンの課題でしょう。

そうはいうものの、こうした自転車レーンが多くなることは望ましいことでしょう。

幅員36mの西東京3・2・6号線の歩行者と自転車道を分離したところの様子は、こちらをご覧ください。

びっくりするほど広いです。

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