雷雨で新青梅街道は小平霊園付近が冠水、その時さいかち窪は
先週の日曜日、6月29日は午前中は晴れていましたが、天気予報では、午後は大気の状態が不安定になり、雷雨になる恐れがあるとのこと。
そんな雰囲気全くないないと思って自転車に乗っていたら、午後2時過ぎころから西の空がかなり暗くなってきて、3時前にはいかにも大雨が降り出しそうな空模様になりました。
数日前には三鷹市近辺で、雹(ひょう)が降り積もったといいますから、また降ると大変です。
がんばれば、なんとか家まで間に合いそうなので、急いで走り、なんとか辿り着いたところ、すぐに激しい雷雨となりました。やはり、短時間ではありましたが、雹(ひょう)も降りました。
でも、1時間ほどで雷雨も無事おさまり、雨も上がったようなので、自転車で再び出かけてみて、びっくり…
小平霊園の付近の道路が冠水しています。
1台車が止まっていますが、駐車するような位置ではないので、冠水で動けなくなったのでしょうか。
今は車なら通れるようで、警察官の交通整理により、片側交互通行しています。
↑写真の手前あたりに黒目川が通っており、右がまぼろしの源泉がある「さいかち窪」で、左に向けて黒目川は流れています。
川や下水に舗装路面に降った雨は流すように設計してあるのでしょうが、大雨で道路排水が追いつかず冠水してしまったのでしょう。
裏道をまわって冠水した交差点に行ってみます。
新青梅街道から100mほど下流の越処(こいちょ)橋ですが、いつもより確かに水の量は多いけれど、そんなにたいしたことはありません。
道路が地形的に窪んでいる部分と、川の位置が数十メートルずれているため、道路上の水は直接は川に流れ込まなかったようです。
雪解け水を見にここに来たのは2月ですが、月日の経つのは早いものです。
通れなかった遊歩道も開通しています。
あの日と同様に、さいかち窪の様子も気になります。
小平霊園に行ってみます。
さいかち窪の奥に入ろうかとも思いましたが、木と雑草が多いので、どこが水だかわからないし、気付けば再び雨が降ってきたのでやめました。
新青梅街道を暗渠でくぐるトンネルに、勢いよく水が流れていきます。
ひょっとしてこの水に邪魔されて、新青梅街道からの道路排水が黒目川に流れなくなっているの?
まあ、そんなことはないでしょう。
水に優先順位はないのだから。
ところで、1週間近くたった土曜日、この水はどうなったか見に行ってみました。
先日の水は、まぼろしの泉「さいかち窪」が湧いたというよりも、大雨が窪地に流れ込んだだけなのでしょうか。
ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。
いずれかポチッとお願いします。
« 巨大建築物 江戸東京博物館見学と「ぐるっとパス」の成果はいくらになったのか | トップページ | フジテレビと文化放送の跡地はどうなっているのか見に行く »
「02小平市」カテゴリの記事
- 多摩野という名の付いた神社とそれがある小平市天神町の地名の由来(2021.06.06)
- 砂川用水の二ツ塚緑道と上鈴木稲荷神社にある陸軍経理学校の神社本殿(2020.11.29)
- 鈴木稲荷神社にある小平市指定文化財の見られる江戸時代後期の彫刻と明治時代初期の鏝絵(2020.10.25)
- ムサビ間を横切る小平市小川の不思議なほど幅は広いが短い道路(2020.06.28)
- 武蔵野とは何処のことなのかを小平市にある武蔵野神社で考えてみる(2020.06.07)
「01東久留米市」カテゴリの記事
- 東久留米市指定史跡4つのうち2つや有形民俗文化財もある柳窪と登録有形文化財(2020.07.05)
- 東久留米市八幡町の由来となっている八幡神社は新田義興が勧請か前沢御殿とともに造営か(2020.06.14)
- 小平霊園内で行われている道路工事と新青梅街道側入口前のサイゼリヤの想定外の後継店(2020.05.10)
- りそな東久留米滝山支店の移転先と気になるけどよく見えない滝山病院建替計画の全体像(2020.01.26)
- 高齢化の進む滝山団地のヨーカドー跡地に1月24日オープンするヤオコー東久留米滝山店と成功しているのかネットカフェ(2020.01.19)
「川の源泉」カテゴリの記事
- 朝霞市指定史跡らしく感じられない広沢の池とその水の出口と広沢観音(2020.03.08)
- 矢川緑地の湧水となぜか擁壁上にある道路とその向こうの矢川弁財天の狛蛇(2020.01.12)
- 昔の面影のある崖線上の鎌倉街道と三芳町唯一の湧水のある竹間沢こぶしの里(2019.12.15)
- 瑞穂町で不老川の源流はどこにあるのか流れを遡って探してみる(2019.10.20)
- 霞川の水源に係るもう一つの説は平将門の後裔を名乗る三田氏が創建した天寧寺(2019.08.26)
「03東村山市」カテゴリの記事
- 立体交差化工事が進む令和5年6月時点の屋根に覆われたような東村山駅の様子(2023.06.18)
- 変わっていく東村山駅と橋も出来つつある滝山からそこまでの都市計画道路(2022.03.20)
- 小平霊園内で行われている道路工事と新青梅街道側入口前のサイゼリヤの想定外の後継店(2020.05.10)
- ブログ開設8周年を記念して別当寺が国宝建築物である八坂神社へ行く(2020.01.05)
- 東村山市役所近くにある平和塔公園の境塚、あちら側にあるという浅間塚と今後は見られないであろう景色(2019.05.19)
コメント
« 巨大建築物 江戸東京博物館見学と「ぐるっとパス」の成果はいくらになったのか | トップページ | フジテレビと文化放送の跡地はどうなっているのか見に行く »
初めまして。こんなことがあったんですね。
さいかち窪には小平からの雨水が流れて来ると、聞いたことがあります。
次の台風でわくかもしれません。
投稿: bobby隊長 | 2014年10月 8日 (水) 20時06分
bobby隊長さん、コメント有難うございます。
さいかち窪は最近湧きませんねえ…
だいぶ前にあそこに水がたくさんあって
びっくりしたことがありますが、それこそ
十年以上前のことかと思われます。
投稿: すずた | 2014年10月 9日 (木) 20時10分
前回湧いたのは2008年でした。
あの年は台風よりもゲリラ豪雨が凄かった記憶があります。
私の調査では、半年間の雨量合計が1350ミリを超えると過去4回湧いてます。
http://m.blogs.yahoo.co.jp/taiyo1964/GALLERY/show_image.html?id=http%3A%2F%2Fimg.blogs.yahoo.co.jp%2Fybi%2F1%2Fc1%2Fde%2Ftaiyo1964%2Ffolder%2F1126287%2Fimg_1126287_16382315_0
投稿: bobby隊長 | 2014年10月 9日 (木) 22時31分
bobby隊長さん、返事が遅くなって申し訳ありません。
素晴らしい調査ですねえ。
あとちょっとのようですね。
今日も雨だし期待できますか。
ブログも見させていただきましたが、
どうも、yahooブログ以外からはコメントしづらいようで
武蔵野台地調査隊のブログにコメントを書いておらず、
申し訳ありません。
投稿: すずた | 2014年10月23日 (木) 20時13分