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2013年11月24日 (日)

川に挟まれた天然の要害である鉢形城址

埼玉県寄居町にある鉢形城跡に行きました。

まだ紅葉が美しくなる前である数週間前のことです。

二つの川に挟まれた場所に立地しており、木の生い茂った、荒川の断崖絶壁上にあります。

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もう一つの川である深沢川が、荒川と合流する点を橋の上から見ますが、こちらもその名の通り、深い沢で攻め込むのが難しそうです。

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鉢形城址は、戦国時代の平山城跡として、国指定史跡となっています。

文明8年(1476年)に関東管領であった山内上杉氏の家臣長尾景春が築城したといわれています。

置いてある模型で見てみると、二つの川に挟まれている様子がわかるでしょうか。↓

右側の低いところが荒川で、中央の細い谷が深沢川で、その間にいくつかの城の曲輪(くるわ)があります。

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川のない裏側からの攻めに弱そうにも思われますが、そちらには石積土塁があります。

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↑城の内側である三の曲輪から見ています。間に虎口と呼ばれる出入り口がありました。

小田原の北条氏康の四男氏邦が整備拡充して、現在の大きさになりました。

この三の曲輪には復元された門もあります。

さらに、別の虎口には、馬出(いまだし)という、虎口を守るとともに、内部の兵の様子を悟られないようにし、出入りを円滑にするための施設もありました。

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これは四角形の角馬出といわれており、後北条氏の城郭の特徴です。

ここには石積が施されており、このように遺構が残っているのは貴重だとのことです。

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この城には、さらに多くの遺構があります。

三の曲輪と二の曲輪の間には、空堀があります。

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関東地方において有数の規模を誇る鉢形城は、北関東支配の拠点、そして甲斐、信濃からの侵攻の備えとして重要な役割を担いました。

そして、本曲輪です。

戦国時代の城は、戦いのためにあるもので派手な天守閣はありません。

本丸跡の碑があるだけです。

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↑この向こう側は荒川の断崖絶壁です。

城跡は広範囲ですが整備されており、敷地内には「鉢形城歴史館」があり、行く途中に深沢川に降りられるところがあります。

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↑ここは思ったほどの急斜面ではありませんでした。

鉢形城歴史館は入場料200円でしたが、内部は撮影禁止でした。

当時の様子を復元した模型はわかりやすいのですが残念です。

この深沢川の外側には外曲輪があり、その外側には土塁があります。

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天正18年(1590年)の豊臣秀吉による小田原攻めの際、後北条氏の重要な支城として前田利家、上杉景勝の軍に包囲され、攻防戦が展開されました。

1か月の籠城の後、北条氏邦は開城しましたが、裏を返せば、強い軍を相手に1か月耐えうる堅固な城だったわけです。

ところで、この日は天気が悪く、時折小雨もパラついていましたが、山にかかる雲が動いていて、とてもきれいでした。

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何枚かの写真を撮りましたが、腕のせいか、あの美しさが再現できません。

この鉢形城跡は、寄居駅南口から徒歩で行けます。

あちこち歩き回りましたから、歩行距離は8.22kmでした。

駅北口駅前には寄居町役場があり、寄居図書館もあります。

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このように線路間際にあり、秩父鉄道の電車も見えます。

ここ寄居は今でも交通の要衝で、東武東上線の終点であり、またJR八高線と秩父鉄道の3線が通っています。

近世城郭とは違う、中世城郭である戦国時代の「土の城」には、天守閣や石垣や水堀はありませんが、実用本位の城らしさを感じることができます。

ここへは、東京近辺では珍しい電車ではなくディーゼル車で、しかも運行本数が非常に少ないJR八高線で来てみると、(大げさですが)人生観も変わるかもしれませんよ。

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