古墳か塚か、あきる野市大塚古墳
JR五日市線で秋川駅手前の右側に小高い山が見えますが、それが古墳だというので行ってみました。
都指定旧跡の大塚古墳です。
35℃を超え猛暑日となった日でもあり、自転車では来られず、電車と徒歩で行きました。
駅からは歩いて5分ほどです。
あきる野市のHPによると、大塚古墳は王塚古墳とも呼ばれ、高さ6m、周囲は130mあり、円墳に見えますが当時は方墳だったのではないかと考えられています。
事前のネットのよる予習によると、秋留台地には多くの古代住居遺跡があり、近くにある瀬戸岡古墳群は著名であるが、大塚古墳は比較にならないほど規模が大きいことや、台地にある古墳としては重要であることなどが案内板には書かれているようです。
神社があり登っていけますので、上に行きました。
木々の隙間からは、サマーランドも見えます。
古墳の周囲は大塚公園として整備されています。
ぐるっと回って、改めて見てみると案内板は新しいものとなっており、しかも読んでみると、以前のものとは中身が違います。
昭和57年に行われた調査では1辺33m、高さ8mの規模の方墳であることが判明していたが、平成5年に行われた調査では周溝が確認されず、墳丘の盛土の特徴が古墳に通常認められるものとは異なることが判明したとのことです。
この遺跡については古墳とともに塚の可能性も考える必要があります。って書いてありました。
都指定旧跡 大塚古墳という名称はそのままで、塚の可能性といわれてもねえ…
なんか、急にテンション下がりました
まあ、古墳と塚の明確な違いはわかりませんが、古墳とは古代の墳墓・墳丘墓のことだとしたら、墓ではない、つまり塚ではないかということですか。
すぐ目の前にはあきる野市役所もあるので、市でも都でもいいから調査してもらいたいものです。
立派な市役所庁舎でした。
そしてバックにも立派な積乱雲というか入道雲。
この辺りの西多摩地方では雨は降りませんでしたが、自宅のある北多摩地方では激しい雨が降ったようです。
歩いて5分ほどで、あきる野市中央図書館がありますが、こちらも立派です。
平成19年に開館したとのことで、隣接して秋川きららホールもあります。
暑い日だったので、高めの温度設定の空調でも有難く感じられました。
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