埼玉県名発祥の地である行田での埼玉古墳群めぐり
新宿、池袋から湘南新宿ラインで約1時間、JR高崎線行田駅に来ました。
今日は輪行ではありません。
駅前の行田市観光案内所では無料のレンタサイクルが借りられるので、この日は変速なしのママチャリに乗ってのスタートです。
30分ほど走ると、さきたま古墳公園(さきたま風土記の丘)に着きます。
30haの園内には、国史跡に指定された「埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)」があり、大型古墳が9つもあります。
まず、円墳としては日本最大という丸墓山古墳に行ってみましたが、ここは登ることができます。
今日の自転車も記念にパチリ。
直径105m、高さ19mとのことですが、円墳ですから丸い単なる山のようです。
6世紀前半に築かれたとのことなので、この地に既にその時期には古墳を造る(造らせる)ような有力者がいたことになりますし、大型重機などない時代ですからたいへんな労苦だったことでしょう。
頂上からは周囲が一望でき、次に行く稲荷山古墳も見えます。
稲荷山古墳は、全長120mの5世紀後半の前方後円墳で、手前が四角形、奥が円形となっており、上から見ると鍵の穴の形で、古墳というと思い浮かぶあの形です。
ここも登れるようになっており、方墳の頂上から円墳部分を見るという不思議な景色も見られます。
どこかで聞いたことのある名前だと思っていたら、この古墳は教科書にも出ている鉄剣が発見されたところでした。
この後円部の頂上に2つの埋葬施設があり、その一つから数多くの副葬品が発見され、その一つがその鉄剣で、園内の博物館にあるようなので、後ほど行ってみます。