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2013年3月 2日 (土)

北多摩の分水嶺はどこかの考察と滄浪泉園の静けさ

東京都近隣の川は東京湾に流れていきます。

大雑把に言えば、都の南側を多摩川、北側を荒川が流れており、その他の中小河川は、その多摩川か荒川に流入しています。

これまで川沿いの自転車道を走ってきたなかで、ふと疑問が浮かびました。

多摩地区の川は南東に流れて多摩川に流入するのが基本だと思っていましたが、黒目川、空堀川は北東に向かって流れ、やがて荒川へと行きます。

では、分水嶺はどこだ?

といっても、北多摩には山は無いので、はっきりした分水嶺など見つかりません。

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地図を見て考えていると、テレビでタモリさんが「玉川上水は東京の尾根をうまく結んでいる」という趣旨のことを言っていたのを思い出しました。

玉川上水が尾根(稜線)だとすれば、そこの標高が周辺よりも高く、北へ行っても南に行っても低くなるはずです。

↑新小金井街道と五日市街道の小金井橋交差点には、玉川上水が流れていますから、この仮説が正しいか、新小金井街道を実際に走って調べてみましょう。

↓南に向かうと、すぐに中大付属の辺りで緩やかな下り坂です。

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坂を下りきると、仙川の上流端です。

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仙川は、ここから南東方向に流れ、京王線の駅名にもなっている通り、調布市、世田谷区辺りを通り、野川に合流した上で多摩川に流れています。

ほとんど水はありませんでした。

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↓もう少し南に進み、中央線を越えたあたりから、さらに急な下り坂となります。

この坂を下りきったところには、同じく多摩川に流れつく野川があります。

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上の写真はわかりづらいですが、下の写真で、歩道の階段から見ると、高低差がはっきりわかります。

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この坂は、国分寺崖線といい、世田谷区までつながっています。

ここに限らず、自転車で南の方面に出かけると、常に行きは下りでいいのですが、帰りは急な上り坂を登らなければなりません。

このすぐ脇の斜面に森があるので行ってみます。

↓「滄浪泉園(そうろうせんえん)」となっています。

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明治大正期に会社役員、外交官、衆議院議員などであった波多野承五郎の別荘として整備された庭園です。

この庭園名は犬養毅が名付け、入口の門標の文字も書かれたものだそうです。

かつては33,000㎡あったものが、宅地化されて12,000㎡となりましたが、この部分にマンション建設計画され反対運動も起き、昭和52年に都により買収され、こうして残っているものです。

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湧水を巧みに取り入れて整備された庭園で、入場料が100円かかることもあってか、人も少なく静かな、居心地の良い空間です。

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崖線の自然の斜面も残っています。

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「はけ」と呼ばれる崖から湧水が流れるところもあります。

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水琴窟もありました。

竹の棒を使わなくても、辺りが静かなので音はよく聞こえます。

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さて、玉川上水より南側は低くなっており、川は多摩川方面に流れていることはわかりましたから、今度は北側に行ってみます。

再び玉川上水の小金井橋を通り過ぎます。↓

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少し北に行くと右側にある小平市立鈴木小学校ですが、道路よりかなり低いところにあります。

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地形的に東側はかなり低くなっているようです。

去年の今頃、石神井川の源泉探しをしたときにも来た辺りです。

 以前にきた石神井川の旅の記録は、こちら

もう一度小金井カントリー倶楽部横の源泉があったかと思われるところに行ってみました。

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↓日立国際電気の脇です。この先にある農林中央金庫研修所に入ってみたいですが、私有地なので入るわけにもいきません。

石神井川の現在の上流端は小金井公園付近にありますが、この川は北東方向に流れ、練馬区や北区などを過ぎ、隅田川(荒川水系)へと流れつきます。

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では、新小金井街道に戻り、さらに北に向かいます。

東久留米市に入り、新所沢街道を超えたあたりで東に少し入ると、前にも来たことのある落合川の上流端があります。

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落合川は北東方向に離れ、黒目川と合流し、新河岸川、隅田川や荒川へと流れていきます。

 落合川の源泉探しの旅の記録は、こちら

↓新小金井街道をさらに北に行くと、黒目川が流れていますが、この川が荒川につながっているのは、走ってこの目で確認しています。

 黒目川の下流に向けた旅の記録は、こちら

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この新小金井街道とは交差しませんが、さらに北を流れる空堀川も、新河岸川に流れる荒川水系です。

また、大雨の時は川だけで対処できないので、雨水処理のための下水道も整備されていますが、このあたりの雨水幹線は黒目川などを利用し、荒川方面に水を流すようになっています。

↓新小金井街道と新所沢街道の交差点にあるプレート

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仮説として、まず、玉川上水が尾根を通っているとして、これを境目に北と南に地形的に下がっており、川は南は多摩川方面に、北は荒川方面に流れるということは、証明?されました。

北多摩の分水嶺は玉川上水ということになります。

ただ地図を見ていると、この近隣ではありませんが残堀川がちょっと気になるので、そのうち見に行きたいと思います。

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この日の走行距離は25.49km、平均時速18.54km、消費カロリー635kcalでした。




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