フォト
無料ブログはココログ

ポタリングブログのランキング

« 多摩川サイクリングロードで橋めぐり | トップページ | ロマンスカー輪行で小田原城へ、そして箱根駅伝コースで大磯へ »

2013年2月 9日 (土)

神社の中に巨大な古墳がある?府中

住宅街に神社があるというのはよくある話ですが、府中市西府町の住宅街を走っていると、

Dsc00216_500x375


神社の鳥居の奥に、何やら不思議な建物?が見えます。

Dsc00217_500x375


横に狭い通路があるので入ってみることとします。

Dsc00208_500x375


なんと、国史跡となっている「武蔵府中熊野神社古墳」です。

3段となっていて、上が丸、下が四角形なので、上円下方墳というそうです。

鍵穴のような形に見える前方後円墳は聞いたことがありましたが…

Dsc00210_500x375


↑その名の通り、熊野神社の社殿のすぐ横にあります。

発掘調査が行われる前は、よくある神社の裏山と近所の方からも思われていたそうです。

古墳の築造時期は、7世紀中頃と考えられています。

今から1350年ほど前ですから、歴史で習った大化の改新とかのあったころでしょうか。

Dsc00214_500x375


南側は国道20号線甲州街道に面していて、隣には府中市の展示館もあります。

国史跡武蔵府中熊野神社古墳展示館です。

古墳の下段は一辺32m、中段は23m、上段は直径16mもあるそうです。

上円下方墳としては、最も大きく、最も古い時期のものの可能性が高いものです。

内部は大型の石室であるため、武蔵を代表する首長クラスの墓と考えられています。

↓はぎ取り土層も展示されていて、これを見ると古墳らしさを感じます。

築造当時も周囲には張石があったはずですが、現在の復元された姿がきれいすぎて、少し違和感はあります。

Dsc00213_500x375

この展示館の床には市内の航空写真により古墳の位置が示されています。

Dsc00212_500x375_2


府中には武蔵国の国府があり、この古墳は西のはずれの方にあるようです。

別の機会にこれ以外の古墳も見てみたいものです。

ところで、こうしてみると真ん中あたりにある東京競馬場はやはり大きいんだとか、多摩川の川幅って広いだとか、改めて関係ないことも感じてしまいした。

 1週間前に行った東京競馬場や多摩川への旅の記録は、こちら

ここを後にし、市の中心部に向かうと、日鋼町という地名のところに、府中インテリジェントパークがあります。

Dsc00219_500x375

日本製鋼所の跡地が開発されたものですが、様々なオフィスビルや店舗の中には、銀行や保険会社と並んで、今話題となっている日銀もあります。

Dsc00221_500x375_2

日本銀行府中分館です。

何なのだろうと思いましたが、どうやら電算センターのようです。

そして、今度は、JR北府中駅周辺の府中街道沿いを北に向かうと、高く長い塀があります。

Dsc00224_500x375


府中刑務所です。

↑↓それにしても、この道路沿いの広い空間はなんなのでしょうか。

大物の方がここから出てくるときに、お勤めごくろう様ということでお出迎えの車がたくさん来るためのスペース?でしょうか。

Dsc00223_500x375


↓北側の壁の道路沿いには小学校と高校がありますし、

Dsc00225_500x375

↓東側には住宅街が広がっています。

刑務所といっても、日常生活のすぐ近くにあるものです。

ブログランキングに参加して、交流を広げていきたいと思っています。

いずれかポチッとお願いします。

にほんブログ村 自転車ブログ ポタリングへ
にほんブログ村


ポタリング ブログランキングへ

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 多摩情報へ
にほんブログ村

Dsc00168_500x375_3

府中市には、12月にも府中基地のパラボラアンテナを見にきましたが、ほんとうに様々な施設があり、奥の深いまちだなあと感じました。

 府中基地への旅の記録は、こちら

家からこの辺りに来ると、途中に国分寺崖線があり、帰り道は上り坂がきついのですが、また来てみたいと思います。

この日の走行距離は27.06km、平均時速19.64km、消費カロリー681kcalでした。




« 多摩川サイクリングロードで橋めぐり | トップページ | ロマンスカー輪行で小田原城へ、そして箱根駅伝コースで大磯へ »

遺跡・古墳」カテゴリの記事

08北多摩南部」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

街中に古墳があるんですねぇ。大阪の仁徳天皇量も、確かに街中ですから。でも府中にあるんですね。

刑務所は外見は物凄く綺麗ですね。周囲の住民の方々への配慮でしょうか?広いスペースも何に使うんでしょうね^^;。

ではヽ(´▽`)/

まっさんさん、こんばんは。

仁徳天皇陵は最近は、埴輪の形状から見ると、時代が
あってないとのことで、大仙陵古墳とか伝仁徳天皇陵とか
言われるようになっており、教科書の記述もそうなっています。

にわか仕込みの知識で申し訳ありませんが、授業で習った
歴史も変わってしまうなんて、やはりびっくりです。

こんにちは。
確かに府中には、様々な施設が建設されておりますね。
なかなかそちらの方面へ行く機会がないので、すずたさんのブログ記事が
新鮮に思えます(笑)

府中刑務所のすぐそばには、住宅街や学校・・・刑務所の中は別世界ととらえがち
ですが、いずれにしても共棲していかなくてはいけませんからね。
十分配慮された刑務所ですね。

張り石された古墳は、知りませんでした。復元されている訳ですが、当時の出来形は
どの程度違うのでしょうか、もう少し手作り感が出ていたことでしょうね。

araitaさん、こんばんは。

写真にもある府中刑務所の北側の学校前は
三億円事件の起きた現場だそうです。
今見ると、想像もつきません。

ところで、古墳や神社仏閣に対しては、古びた
わびさび感を求めてしまいますが、確かに
できた当初は新しくきれいだったのでしょうね、
寺院も当時は朱塗りされ、真っ赤かだったと聞きます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 神社の中に巨大な古墳がある?府中:

« 多摩川サイクリングロードで橋めぐり | トップページ | ロマンスカー輪行で小田原城へ、そして箱根駅伝コースで大磯へ »