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2012年6月30日 (土)

東村山、庭先ゃ多摩湖と多摩湖自転車道(後半)

多摩湖を一周してきて、再び村山下貯水池の堤体に戻ってきました。

まず、きれいな形をしていた取水塔を見てみます。

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細い鉄橋が架かっていますが、先には進めませんし、近すぎて取水塔がよく見えません。

少し離れると、

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ネオルネッサンス様式だそうで、ネットで調べてみると「日本で一番美しい取水塔」だとのことです。

手前にあるのが第一取水塔、奥に見えるのが第二取水塔です。

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この貯水池の工事は、大正5年に始まりましたが、関東大震災などで工事が遅れ、ようやく昭和2年に完成したそうです。

この案内板の右の写真を見ると、ダムの堤体の下には住宅街が広がっているのがわかります。

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この堤体から湖を見ると、周りに住宅街があるとは思えない景色です。

右奥にある白い屋根が西武ドームです。

Img_0393_500x375


所々にベンチもあり、休日ののんびりムードが漂っていていい感じです。

時々、西武園ゆうえんちのジェットコースターからの歓声が聞こえてきます。

ただし、ここも戦時中は爆撃に備えて、玉石とコンクリートによる2.5mの厚さの耐弾層に覆われていたそうです。



そういえば、当時の地図は、敵国に貯水池と知られて攻撃されないように、まるで水面がないかのように修正されていたのを以前、本で見ました。

では、多摩湖を離れ、坂を下って、多摩湖自転車道の続きを走ります。

武蔵大和駅からずっと西武多摩湖線に並行していきます。

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途中にある看板ですが、「都立狭山・境緑道」とあります。

前回見た村山上貯水池と下貯水池の境あたりの案内板は「保谷狭山自然公園自転車道」とありました。

「多摩湖自転車道」という表示もたくさんあります。

どうなっているのでしょう。

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多摩湖から境浄水場までの水道管の上に整備された道であり、公園でもあるようです。

狭山・境緑道は都立公園としての名称。

道路としては、東京都道253号保谷狭山自然公園自転車道。

この道路の通称名は多摩湖自転車道とのことのようです。

道路名称が二つあるのは、ここだけでなく、例えば、小金井街道は正式には東京都道15号府中清瀬線という名があります。

ところで、この案内板があるのは、

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以前にも、通ったことのある、空堀川との交差部で東村山浄水場の横です。

空堀川沿いの自転車道は、西武多摩湖線と多摩湖自転車道をアンダーパスでくぐり抜けています。

つまり、ここは珍しい自転車道どうしの立体交差となっています。

立体交差といえば、

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少し先の八坂駅前では、府中街道(東京都道16号立川所沢線)と交差しますが、この信号待ち時間が結構長いです。

そこで自転車道のオーバーパスが作られています。

歩道橋のように見えますが、階段はなく、自転車で走れるように緩やかな?坂道になっています。

なお、この多摩湖自転車道には、起点から100mごとに距離表示のプレートが埋め込まれています。

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これを目安に、ジョギングやウォーキングする人などが数多くいて、自転車ではあまりスピードを出して走れません。

道路との交差部も車止めがいくつも設置されていて、自転車でさえも通りづらいです。

のんびりポタリングに適した道です。

萩山駅を過ぎると、西武多摩湖線が国分寺方面に南に向かうのに代わって、西武拝島線が小平駅まで左側を並行して走っています。

この小平駅前では、

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この先の交差点から200m位の距離ですが、一般道になってしまいます。

今日はここで多摩湖自転車道を離れました。

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小平市立仲町図書館ですが、

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ここは小平市最初の図書館として昭和50年に建設されましたが、建て替えのため2月から閉鎖されています。

解体中かと思いましたが、建物はありました。

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中は雑誌コーナーやソファもありませんし、

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書架も空っぽです。

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こうして見てみると、ちょっと寂しい気になりますが、立派な図書館に生まれ変わることを期待しています。

この日の走行距離は30.1km、平均時速は18.7km、高度は最高150m、最低50m位でした。

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コメント

取水塔、確かに見事ですね。

絵画に出てくる風景のようです。

図書館、モノがなくなると廃墟のようですが、きれいになるのが楽しみですね。

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すずたさん、こんばんは!!

「東村山音頭」なつかし~ですね。毎週土曜日夜8時は必ずと言っていいほど「8時だョ・・」を家族そろってみたものです。

志村けんさんは歌がけっこう上手かったので、あの声がよく耳に残っています。

さて、やっぱり首都圏は自転車道にしても、親水公園にしてもきれいに整備されていますね。

あの取水塔は趣があって最高です!!

それと、気になったのはライオンズ×カープですね。

私は広島出身なので、応援に行ってみたくなりました。

横浜や東京ドームにはビジター応援に行ったのですが、首都圏は意外にカープファンが多かったのに驚きました。

ある意味、地元広島より熱いファンが多かったように思います。

ポタ麿さん、こんばんは。

中学生の頃から何回かも行っている多摩湖と自転車道ですが、
現在のすがたになるまで何回か改修されてきています。

野球については、セパ交流戦、意外と盛り上がっていますよね。
ところで、私はずっと西武沿線に住んでいるので西武ファンです。
広島ファンでしたか…

村山下取水塔は確かに美しいですね。その周辺で撮影し、ブログのトップページに
乗せている方もいらっしゃいますからね。
自転車道含め、道の歴史を感じます。伝え石によって水と文化の歴史を伝え
その道で山と町を結ぶ・・・自然と人の結束は大事ですね。

araitaさん、こんばんは。
人工の構造物である水道も、自然の営みである海水の蒸発と
山間部でのその降雨、そして川があるから成り立っていますからね。
自然と人の結束は…確かに、考えさせられます。

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