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2012年2月14日 (火)

石神井川の源泉探しと小金井公園、喜平図書館(前篇)

石神井川の源泉って知っていますか。

石神井公園の池と思うかもしれませんが、川と池とは少し離れています。

もう少し上流の武蔵関公園と思っている人も多いのではないでしょうか。実は私も長い間(20年くらい)そう思っていました。

でもその先の田無で「石神井川」という看板をみてびっくりしたのを覚えています。

田無(現在の西東京市)の向台町六丁目と芝久保町一丁目の間を流れる石神井川はコンクリート護岸とはいえ下流に比べると、幅はだいぶ狭くなっています。

東に向かって下流を見ました。

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最近、ゲリラ豪雨もたびたびありますから、この幅では周辺に住宅が多数あることから心配です。そのため、100mほど上流に水の逃げ道がありました。

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写真奥が上流で、川は左に流れていますが、水が大量になると手前に流れてきます。

この手前は運動場で、今日は少年野球の練習に使われているようですが、大雨の時は遊水池になるようです。

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この数百m上流は小平市に入り、有名な多摩湖自転車道の下を石神井川は通っています。

走ったことのある方は、この地形が不思議に思ったこともあると思いますが、ちょうどこの下を石神井川が流れているため、ここは低くなっています。

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写真左側、方向でいうと南を見ると

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川は奥の小金井公園のほうから流れてきています。

100mほどで公園です。

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都立小金井公園はかなり広い公園で80万㎡ありますが、看板によると実はまだ完成しておらず、計画面積は149万㎡だそううです。

写真の看板の下の端(北)に石神井川は流れており、しかもここが公式の上流端です。

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ここから下流(東)を見ると

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水はほとんどありません。さすが上流端です。

しかし、ここは湧水もなく源泉らしくないですし、その上流(西)は、ふたをした暗渠となっています。

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左の木の向こうは、名門小金井カントリー倶楽部です。

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さらに進むと、ゴルフ場と嘉悦大学との間を流れているようですが、入れません。

ここまで来たのですから気になります。

小金井公園と小金井カントリー倶楽部の間にいい感じの道がありますから、源泉をさらに探しに行ってみることにします。

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位置関係が分かりづらいと思いますので、説明させてもらいます。

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○印のところが、公式の石神井川上流端。左が下流、右が上流です。

☆印のところが、小金井街道と小金井カントリー倶楽部の間の道。

ゴルフ場には入れないので、□印の小金井街道との交差点を目指します。

ただし、せっかくここに来たのですから、小金井公園のなかにも寄ってみます。

公園内にはこんな看板もありました。

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先程の遊水池だけでなく、この小金井公園でも大雨の時は一旦水をため、石神井川に大量に水が流れ込まないようにしているようです。

公園の敷地内には「江戸東京たてもの園」があります。ここは江戸時代から昭和初期までの29棟の建築物のある屋外博物館です。

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ここに入るためには大人400円の入場料がかかります。以前子供を連れて入ったことがあるので、今回はパスしますが、外からも外観は見えます。都電も置いてあります。

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公園内はたいへん広く、芝生などもあり、冬とは言いながら多くの人でにぎわっていました。今日は行きませんでしたが、ソリゲレンデは大人気でした。

石神井川の源泉探しと喜平図書館の話は次回に続きます。

小金井カントリー倶楽部のクラブハウスはどんな建物で、どんなお客さんが来ているのでしょうか。

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コメント

風情があっていいですね。
足を運びたくなりました。都電ですか、懐かしいですね。
親父もおふくろも下町出身なので、子供の頃よく乗りましたよ。

遊水地で少年野球の練習もおつですね!
高校時代私も野球をやっていましたが、グラウンドが
河川敷にありまして、台風のときはなどは、遊水地?に
なっていましたっけね。
ですから、バックネットなどは組立て分解式で、川が氾濫する前に
撤去したり、おさまったらまた、設置したり・・・思い出させて頂きました。
源泉見つかるといいですね!

こんにちは。

なんかこういう冒険って子供の頃を思い出して、ワクワクしますね。普段何気なく見ている川も、源流をたどるといろんな発見がありますね。こういうポタリングってなかなか楽しいですよね。
昔茶臼山っていう山の山頂に行ったとき、豊田市を流れる矢作川の源流に出会うことが出来て感動した記憶があります。
後半戦も楽しみにしております。ではヽ(´▽`)/

araitaさん、こんにちは。
川の氾濫に備えての遊水池で、普段は野球やサッカー、テニスに活用できるところ多いですよねえ。
最近はそのスペースさえ足りなくて、道路下である環状七号線に地下調節池があるようです。
さびしくなりますね…

まっさんさん、こんにちは。
今回はどうでもいいことの割には、ワクワク感があって楽しかったです。
普段の日常生活でこういう感覚って、あまりないですからね。
終わってみると、なんてことないことなんですが…
今後も新たなワクワクを探したいと思います

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