軽便鉄道羽村山口線と空堀川の源泉(前篇)
空堀川という川が多摩北部を流れていて、清瀬と所沢の都県境で柳瀬川と合流し、荒川へと注いていきます。

その名の通り、水のないときは、単なる空の堀です。(上の写真は現在ではなく、3月終わり頃のものです)


東村山市からこの川の源泉を目指してみました。

両側に自転車歩行者道が整備されており、上流に向かっていくと、奥に都営東村山本町アパートが見えます。
その先、新青梅街道を北から南へ横断した後、再び渡って北側へ戻ります。

道路上の斜めの線が、道と橋のつなぎ目です。公園のように見えるのは、東村山浄水場です。
改めて写真を見てびっくりしましたが、なるべく車が写らないように写真を撮ったものの、新青梅街道に車がいない風景はとても違和感があります。
早朝ではなく、日曜日午後1時頃の様子です。

こうした川沿いの道がインターロッキング舗装されていることは多いですが、この浄水場沿いの所は、ガタガタで自転車で走りずらいものです。特に小径車だとかなりきついです。
西武多摩湖線との交差部は、踏切でなく、新青梅街道はオーバーの、空堀川沿いの道はアンダーの立体交差になっており、

川の水面より低いところを走りますから、大雨の時は注意が必要です。

所々には、川に降りられる親水空間もあり、快適に走ってきましたが、

東大和市の途中から上流は、河川改修工事がまだ完了していないため、自転車歩行者道は終わってしまいます。
河川幅はぐっと狭まり、道もないため、川から近づいたり離れたりしながら進みます。

小さく曲がりくねった川を、大きなカーブで結ぶ新しい川を作っていくため、こんな珍しい場所もあります。

現在の川は上下方向に流れていますが、新しい川を左右の方向に作っているので、立体交差のようになっています。
新しい川は遊水池となっているようで、水はありますが流れていません。
その端はこんな感じです。

ところで、東大和市のこの辺りの新青梅街道沿いに、多摩都市モノレールの上北台駅があります。

この路線は、多摩センターから高幡不動、立川などを通っており、ここ上北台が始発であり終着駅です。
平成10年から12年にかけて開業しましたが、ここから西に向かい、JR八高線の箱根ヶ崎駅まで新青梅街道上に延伸する計画があります。
途中の武蔵村山市はかなり熱心に延伸要望しているようです。

南から北へ向かってきた路線が、西向きに行けるよう導入空間も確保してありますし、わかりづらいかもしれませんが、軌道桁がわずかに西に向けてあります。
東京都内の市のなかで、鉄道が通っていないのは、武蔵村山市だけということで是非とも延伸をしたいと頑張っているようです。(モノレールが鉄道なのかは少し疑問ですが)
さて、空堀川に戻ります。

武蔵村山市内に入ってからも、現河川の周囲の所々に新しい河川が作られており、今は遊水池などになっています。
武蔵村山市本町と中央の辺りでは、川は南北方向に流れていますが、東西方向に走る自転車道と交差します。
ここの道は不思議なことに、自転車道らしくなくトンネルとなっています。

「横田トンネル 自転車道」と書かれています。
入ってみると少し涼しいですが、200m位ですぐおわりです。

ちょっと外に出ると、また100m位のトンネルが2つあります。
どこも、所々の天井から地下水がポツリポツリと落ちてきて冷たいです。
その後しばらく外を走ると、番太池があり、再びトンネルです。

「赤坂トンネル」とありますが、看板をよく見ると夜間通行止めのようです。
自転車道は「野山北自転車道」という名前のようです。

夏は午後7時、冬は6時にはシャッターを閉めて、朝の7時まで通れないようです。これは他のトンネルも同じです。
このトンネルを抜けると異空間でした。

突然、森の中に迷い込んだような雰囲気で、空気はひんやりしているし、鶯の「ホーホケキョ」という声しか聞こえません。
車止め策のところで舗装は終わっていますが、道はまだあるので少し歩きました。
途中木が倒れていたりしましたが、100m位ですぐ行き止まりです。

トンネルはあるのですが、閉鎖されています。
方角的には北東ですから、多摩湖や狭山湖があるはずですが、標高的にここよりかなり上の方にあるはずです。
ここで行き止まりなので、空堀川に戻るとともに、このトンネルの先も調べてみることとします。


























































































































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